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Webエンジニアに未経験から転職するには?求人14件で見る現実と手順

/著者:AI HACK編集部キャリア
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Webエンジニアに未経験から転職するには?求人14件で見る現実と手順

この記事の要約と結論

  • Web系のシステムエンジニアの有効求人倍率は2.54倍で、未経験可の求人14件のうちプログラミング経験を必須にしたのは1件でした。

  • 未経験可の求人の半数は研修後に顧客先・プロジェクト先で働く求人で、自社開発から始められる求人は14件中3件です。

  • HTML・CSS・JavaScriptからサーバー側の言語へ順に学び、求人票で働く場所・研修・固定残業代・入社直後の業務を確認して応募します。

Webエンジニアの求人には、自社サービスを作る会社、顧客から開発を請け負う会社、顧客のプロジェクトに参加する会社があります。同じ「未経験歓迎のWebエンジニア」でも、入社後の働き方と最初の仕事は大きく違います。

未経験可の求人が実際に求める条件と研修の中身を把握すると、学ぶ技術と応募先を迷わず決められます。

本記事では、AI HACKキャリア編集部が未経験可のWebエンジニア求人14件を確認した結果と、厚生労働省job tagのデータをまとめています。さらに、学ぶ技術の順番、自社開発企業への入り方、求人票の見方も紹介します。

Webエンジニアに未経験から転職できる?【早見表】

Webエンジニアに未経験から転職することは可能です。Web系のシステムエンジニアの有効求人倍率は2.54倍で、求職者1人に対して2件以上の求人があります(厚生労働省job tag、令和7年度)。

ここでは、未経験からの転職に関する数字を早見表で示したうえで、公的データと採用で見られる点を解説します。

Webエンジニアへの未経験からの転職に関する主な数字は、以下のとおりです。

データ

数値

出典・時点

Web系のシステムエンジニアの有効求人倍率

2.54倍

厚生労働省job tag「システムエンジニア(Webサービス開発)」(令和7年度)

Web系のシステムエンジニアの年収(統計の区分の値)

578.5万円

job tag(令和7年賃金構造基本統計調査を加工)

働いている方の平均年齢

37.1歳

job tag(令和7年賃金構造基本統計調査を加工)

未経験可の求人で、プログラミング経験を必須にした求人

14件中1件

編集部調べ(求人14件)

未経験可の求人の提示年収(下限の中央値)

350万円

編集部調べ(求人14件)

研修後に顧客先・プロジェクト先で働く求人

14件中7件

編集部調べ(求人14件)

※job tagの年収・年齢は、プログラマーなどと同じ統計の区分の値です。求人の数値は2026年10月13日時点・AI HACKキャリア編集部調べ(マイナビ転職掲載の求人14件での集計)

上記のとおり、求人は多く、未経験可の求人の多くは入社前の実務経験を求めていません。一方で、半数は研修後に顧客先やプロジェクト先で働く求人でした。

公的データで見るWebエンジニアの仕事と需要

job tagでは、Webエンジニアの仕事は「システムエンジニア(Webサービス開発)」として紹介されています。Webサービスをチームで設計・開発し、公開後の保守・管理まで担う仕事です。

入職に必要な学歴や資格は特にないと書かれており、若い社会人が職業訓練などを経て転職してくるケースもあるとされています。

項目

job tagの掲載内容

よく使われる言語

PHP、JavaScript、Rubyなど

必要な知識

Linux、Apache、MySQL・PostgreSQL、セキュリティ

入職前の訓練期間(働いている方の回答)

「特に必要ない」22.5%、「1ヶ月超〜6ヶ月以下」20.0%、「6ヶ月超〜1年以下」12.5%

ハローワークの求人賃金(月額)

36.4万円

※2026年10月時点・厚生労働省job tag「システムエンジニア(Webサービス開発)」より。求人賃金・有効求人倍率は令和7年度

働いている方の回答では、入職前の訓練は「特に必要ない」から「1年超」まで幅があります。目指す求人に合わせて、学ぶ期間を決めましょう。

未経験の採用で見られる点

未経験のWebエンジニアの採用では、技術の量より、入社後に学び続けられるかが見られます。編集部が確認した14件のうち、プログラミングの使用経験を必須にしたのは1件だけでした。

ただし、歓迎要件にプログラミングやWeb制作の経験を挙げた求人は6件ありました。選考で伝えやすい材料は、以下のとおりです。

  • 応募前に学んだ言語と、学んだ期間
  • 自分で作ったWebサイトやアプリ
  • GitHubで公開したコード
  • Webエンジニアを選んだ理由と、前職の経験とのつながり

上記の4点がそろうと、経験不問の求人でも、ほかの応募者との違いを示せます。

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Webエンジニアとは?フロントエンドとバックエンドの違い

Webエンジニアとは、WebサイトやWebサービスを設計・開発し、公開後の運用や改善まで担うエンジニアです。担当する領域によって、フロントエンドとバックエンドに分かれます。

ここでは、フロントエンド・バックエンドの違いと、プログラマー・Webデザイナーとの違いを紹介します。

種類

主な仕事

主な技術

フロントエンドエンジニア

利用者が見る画面と操作の部分を作る

HTML・CSS・JavaScript・TypeScript、React・Vue.js

バックエンドエンジニア

データの保存・処理、ログインや決済などの裏側の仕組みを作る

PHP・Ruby・Python・Java・Go、SQL、API

フルスタックエンジニア

フロントエンドとバックエンドの両方を担う

上記の両方とクラウド(AWSなど)

※AI HACKキャリア編集部の整理。技術は求人とjob tagで挙げられていたものから代表的なものを記載

未経験の入口では、求人名がフロントエンドでも、入社後にバックエンドやテストを担当する場合があります。求人票の仕事内容と研修の内容で、担当する領域を確認しましょう。

プログラマー・Webデザイナーとの違い

Webエンジニアは、設計から運用までの幅広い工程を担う点で、プログラミングが中心のプログラマーと違います。画面のデザインを主に担うWebデザイナーとも、担当範囲が異なります。

たとえば、job tagではWebサービスの開発チームをエンジニア・デザイナーなど4〜6人で組むことが多いとされています。プログラマー全般の仕事と言語の選び方は、未経験からプログラマーになるにはで解説しています。

未経験可のWebエンジニア求人14件の調査【編集部調査】

未経験可のWebエンジニア求人は、研修後に顧客先やプロジェクト先で働く求人が半数を占めました。自社サービスの開発から始められる求人は、14件中3件でした。

ここでは、AI HACKキャリア編集部がマイナビ転職に掲載の未経験可のWebエンジニア求人14件を確認した結果をもとに、働き方・研修・要件・年収を紹介します。

調査の概要と集計結果

編集部は、職種名がWeb系で「職種・業種未経験OK」の正社員求人を1社1件ずつ選び、各求人の個別ページの原文で条件を確認しました。集計の結果は、以下のとおりです。

項目

調査の結果

確認した求人

14件(1社1件、すべて正社員)

自社サービス・自社製品の開発

3件

受託開発(自社内で開発)

2件

顧客先・プロジェクト先で働く

7件

自社と顧客先の両方がある

2件

研修の期間を明記

7件

年齢の上限あり

4件(29歳まで・34歳まで・35歳まで・35歳以下)

固定残業代を含む月給

6件

※2026年10月13日時点・AI HACKキャリア編集部調べ(マイナビ転職掲載の求人14件での集計)。同じ検索で見つかったWeb系の求人のうち、実務経験(1年以上など)を必須にしていた9件は集計から除いています

上記のとおり、Web系の職種名で未経験を歓迎していても、働く場所と研修の内容は求人ごとに違います。検索結果には実務経験を必須にする求人も混ざるため、応募条件の確認が欠かせません。

働き方(自社開発・受託開発・客先常駐)

未経験可のWebエンジニア求人の働き方は、自社開発・受託開発・顧客先での勤務の3つに分かれます。勤務地の欄に「プロジェクト先」「クライアント先」「顧客先」とある求人は、研修後に顧客のもとで働く求人です。

働き方ごとの違いは、以下のとおりです。

働き方

件数

主な特徴

自社開発(自社サービス・自社製品)

3件

自社のサービスを作り、改善を続ける

受託開発(自社内)

2件

顧客から依頼されたシステムを自社のオフィスで作る

顧客先・プロジェクト先

7件

顧客の開発現場に参加する。研修の期間を明記した求人が多い

自社と顧客先の混在

2件

案件によって自社・顧客先・在宅が変わる

※2026年10月13日時点・AI HACKキャリア編集部調べ(マイナビ転職掲載の求人14件での集計)

顧客先で働く7件のうち6件は、研修の期間を明記していました。未経験者を育ててから顧客の現場に送り出す採用の形が多いと読めます。

研修の期間と内容

研修の期間を明記した7件のうち5件は、3ヶ月前後の研修でした。7ヶ月以上の研修を設けた求人も2件あり、研修期間の給与を別に定めている求人もありました。

研修の書き方の例は、以下のとおりです。

研修の書き方

件数

求人の例

3ヶ月前後

5件

ぴあ(未経験者は約3ヶ月のプログラミング研修)、ベイグロース(3ヶ月のフルリモート研修)

7ヶ月以上

2件

KADODE(7〜10ヶ月)、SC direct(9〜12ヶ月が目安)

期間の記載なしの研修・OJT

4件

アステック(外部研修とOJT)、YDF(OJT)

研修の記載なし

3件

―

※2026年10月13日時点・AI HACKキャリア編集部調べ(マイナビ転職掲載の求人14件での集計)

SC directの研修は、HTML・CSS・JavaScriptからJava・Spring Boot、ポートフォリオの作成まで段階を分けて書かれていました。研修の内容が具体的な求人ほど、入社後の学び方を想像しやすくなります。

必須要件と年齢の条件

必須要件にプログラミングの使用経験を挙げたのは、14件中1件(エキサイト)でした。ほかの求人は、学歴不問や高卒以上など、技術以外の条件だけを挙げていました。

一方で、4件は年齢の上限を設けていました。4件とも理由に「若年層の長期キャリア形成」を挙げています。年齢の上限が認められる条件は、30代未経験でエンジニアは無理?で詳しく解説しています。

条件

件数

求人の例

プログラミングの使用経験が必須

1件

エキサイト(Python・Java・JavaScript・PHPなどの使用経験)

社会人経験が必須

1件

ぴあ(未経験者は社会人経験満1年以上)

年齢の上限あり

4件

ボードルア(29歳まで)、SC direct(34歳まで)、KADODE(35歳まで)

独学・ポートフォリオ・GitHubを評価すると明記

2件

アステック、ぴあ(学習経験3ヶ月以上を歓迎)

※2026年10月13日時点・AI HACKキャリア編集部調べ(マイナビ転職掲載の求人14件での集計)

必須要件が少なくても、歓迎要件には学習の経験や成果物が挙がっていました。応募の前に、作ったものを見せられる状態にしておくと有利です。

提示年収と主な求人

未経験可のWebエンジニア求人の提示年収は、下限の中央値が350万円、上限の中央値が700万円でした。下限は300万〜450万円の範囲に収まっています。

主な求人の働き方・研修・提示年収は、以下のとおりです。

企業

求人

働き方

研修

提示年収(初年度)

ぴあ

Webエンジニア(チケットぴあ)

自社サービス

未経験者は約3ヶ月

450万〜700万円

YDF

WEBエンジニア(自社サイト)

自社サイト

OJT

400万〜600万円

アイシグリーンシステム

バックエンドエンジニア

自社製品(ゴルフ場の基幹システム)

記載なし

400万〜980万円

日本システム技研

Webエンジニア

受託開発(客先常駐なし)

記載なし

355万〜384万円

アステック

Webアプリケーションエンジニア

受託開発(自社内)

外部研修とOJT

350万〜500万円

エキサイト

WEBエンジニア(仙台)

自社・客先常駐・在宅の混在

社内研修とOJT

320万〜400万円

Yakudo

フロントエンドエンジニア

自社アプリとプロジェクト先の混在

先輩と同じチームから

400万〜1,300万円

ボードルア

Webエンジニア

クライアント先

最長3ヶ月

300万〜700万円

ベイグロース

バックエンドエンジニア

プロジェクト先

3ヶ月

350万〜1,000万円

SCKS

Webエンジニア

プロジェクト先

3ヶ月

350万〜750万円

BUNKLE

Webエンジニア

プロジェクト先

3ヶ月(3年間の育成)

350万〜750万円

KADODE

Webエンジニア

プロジェクト先

7〜10ヶ月

300万〜600万円

SC direct

Web開発エンジニア

プロジェクト先

9〜12ヶ月(目安)

300万〜700万円

テクノクリエイティブ

バックエンドエンジニア

顧客先常駐(名古屋市内)

記載なし

360万〜420万円

※2026年10月13日時点・AI HACKキャリア編集部調べ(マイナビ転職掲載の求人14件での集計)。各求人ページの原文より。提示年収はマイナビ転職の「初年度年収」。掲載順は働き方で並べたもので、順位ではありません

上限が1,000万円以上の求人は、経験者の採用も兼ねた幅の広い設定でした。未経験で入社する場合は、下限に近い金額から始まると考えておきましょう。

職種名が同じでも仕事内容が違う例

職種名が「Webエンジニア」でも、入社直後の仕事が開発とは限りません。求人の仕事内容の欄に、最初に担当する業務が書かれています。

たとえば、ボードルアの求人は、Webに関わる保守・監視・不具合の修正を担当すると書いていました。Yakudoの求人は、経験の浅い方はテストなどのサポートから担当すると明記しています。

未経験からWebエンジニアになる手順【5STEP】

未経験からWebエンジニアになるには、画面を作る技術からサーバー側の技術へ順に学び、成果物を作ってから応募するのが基本です。求人やjob tagで挙げられている技術を、使う順番に積み上げると無駄がありません。

ここでは、未経験からWebエンジニアになる手順を5つのステップで紹介します。

ステップ

やること

主な技術

STEP1

画面を作る基礎を学ぶ

HTML・CSS・JavaScript

STEP2

サーバー側の言語を1つ選んで学ぶ

PHP・Ruby・Python・Javaのどれか

STEP3

データベースと開発の道具を学ぶ

SQL、Git・GitHub、Linuxの基本操作

STEP4

フレームワークで小さなWebアプリを作り、公開する

Laravel・Ruby on Rails・Django・Spring Bootなど

STEP5

働き方と研修を比べて応募する

求人票・転職エージェント

※AI HACKキャリア編集部の整理。技術は、調査した求人の開発環境・研修内容とjob tagの記載から代表的なものを挙げています

【STEP1】HTML・CSS・JavaScriptを学ぶ

最初のステップは、Webページの骨組み・見た目・動きを作るHTML・CSS・JavaScriptを学ぶことです。フロントエンドとバックエンドのどちらを目指す場合も、Webの画面の仕組みは共通の土台になるためです。

たとえば、SC directとSCKSの求人の研修も、HTML・CSS・JavaScriptから始まっていました。

【STEP2】サーバー側の言語を1つ選ぶ

次のステップは、サーバー側の言語を1つ選んで学ぶことです。job tagではPHP・JavaScript・Rubyが多いとされ、調査した求人ではPHP・Java・Pythonが開発環境に挙がっていました。

ただし、言語を複数同時に学ぶ必要はありません。応募したい求人の開発環境に合わせて、1つを選びましょう。

【STEP3】SQLとGitを学ぶ

3つ目のステップは、データベースを操作するSQLと、コードを管理するGit・GitHubを学ぶことです。Webサービスのほとんどがデータベースを使い、チーム開発ではGitでコードを共有するためです。

たとえば、ぴあの求人は経験者の要件にSQLを挙げ、アステックの求人はGitHubでの開発を評価すると書いていました。

【STEP4】小さなWebアプリを作って公開する

4つ目のステップは、フレームワークを使って小さなWebアプリを作り、公開することです。ログイン・登録・一覧表示などの基本の機能をそろえると、学んだ技術を一通り使った証明になります。

ポートフォリオの作り方は、エンジニアのポートフォリオ例と作り方で手順を解説しています。

【STEP5】働き方と研修を比べて応募する

最後のステップは、働き方と研修の内容を比べて応募先を決めることです。調査した14件でも、自社開発・受託開発・顧客先の勤務で、入社後に積める経験が違いました。

応募書類の書き方はエンジニアの職務経歴書の書き方、面接の準備はエンジニア面接でよく聞かれる質問で紹介しています。

未経験から自社開発企業に入るルート3つ

未経験から自社開発企業に入るルートは、直接応募・経験を積んでから移る・Web制作や社内の仕事から移るの3つです。自社開発の未経験可の求人は14件中3件と少なく、1つのルートに絞ると選択肢が限られます。

ここでは、3つのルートの特徴を比較します。

ルート

向いている方

注意点

未経験可の自社開発の求人に直接応募する

成果物があり、目指すサービスの分野が決まっている方

求人が少なく、社会人経験や学習経験を求められやすい

受託開発・顧客先で経験を積んでから移る

研修を受けながら実務の経験を早く積みたい方

配属先によって、開発以外の業務から始まる場合がある

Web制作・社内のWeb担当から移る

前職でWebサイトの更新や運用に関わった方

制作・運用中心の仕事が続く場合がある

※ルートの整理はAI HACKキャリア編集部による。自社開発の求人数は2026年10月13日時点・AI HACKキャリア編集部調べ(マイナビ転職掲載の求人14件での集計)

受託開発や顧客先で1〜3年の経験を積むと、経験者向けの自社開発の求人にも応募できるようになります。SIerや受託開発からWeb系に移るルートは、SIerからの転職で詳しく解説しています。

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IT未経験から転職するには?20代・30代別の成功ルートと手順

未経験のWebエンジニアのポートフォリオで見せたいこと

未経験のWebエンジニアのポートフォリオでは、作品の数より、1つの作品で何を考えて作ったかを伝えることが大切です。採用担当者は、入社後に自分で調べて作れるかを作品から判断するためです。

ここでは、Webエンジニアを目指す方がポートフォリオで見せたい点を紹介します。

Webエンジニアのポートフォリオで見せたい点は、以下のとおりです。

  • 作品の目的と、想定した利用者
  • フロントエンドとバックエンドの両方を使った機能
  • データベースの設計と、使ったフレームワーク
  • GitHubのコードとREADME、公開したURL

上記の4点を作品の説明に書くと、技術の理解と作り切る力の両方を示せます。作品のテーマや職種別の例は、エンジニアのポートフォリオの記事で詳しく紹介しています。

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入ってはいけないIT企業は?求人票で確認する4つの点

「入ってはいけないIT企業」を社名で決めることはできませんが、求人票で条件を確かめると、入社後のギャップは減らせます。未経験者の転職では、働く場所・研修・給与・最初の仕事の4点が、入社前に確認しやすい項目です。

ここでは、求人票で確認したい4つの点と、調査した求人での書かれ方を紹介します。

確認する点

求人票のどこを見るか

確認する理由

働く場所(客先常駐か)

勤務地の欄の「プロジェクト先」「顧客先」の記載

自社で開発するか、顧客の現場で働くかが分かる

研修の期間と研修中の給与

仕事内容・給与の欄の研修期間と試用期間

研修の長さと、研修中の月給が分かる

固定残業代の時間と金額

給与の欄の「固定残業代(○時間分)」の記載

月給に何時間分の残業代が含まれるかが分かる

入社直後の業務

仕事内容の欄の「雇入れ直後」の業務

最初に積める経験が開発か保守・テストかが分かる

※AI HACKキャリア編集部の整理

上記の4点が書かれていない場合は、面接や転職エージェントを通じて確認しましょう。

客先常駐の表記を確認する

客先常駐かどうかは、勤務地の欄で確認できます。調査した14件では、7件が勤務地に「プロジェクト先」「クライアント先」「顧客先」を挙げていました。

客先常駐は、さまざまな現場を経験できる一方、配属先によって担当する業務が変わります。配属先の決め方と、希望が考慮されるかを面接で確認しましょう。

研修の期間と研修中の条件を確認する

研修の期間が長い求人では、研修中の月給や試用期間の条件も確認します。研修期間や試用期間の給与を、本採用の後と分けて定めている求人があるためです。

たとえば、KADODEの求人は研修期間(7ヶ月〜最長10ヶ月)の月給を23万円〜と書いていました。ぴあの求人は試用期間を1年としています(期間中の待遇の変動なし)。

固定残業代の表記を確認する

固定残業代を含む月給の求人では、固定残業代の時間数と金額、超えた分を追加で払うことが書かれているかを確認します。厚生労働省は、若者雇用促進法に基づく指針で、固定残業代を除いた基本給の額・時間数と金額・超過分の追加支払いの3点を明示するよう求めています。

調査した14件のうち6件が固定残業代を含む月給で、時間数は月3時間から50時間まで差がありました。

※出典:厚生労働省「固定残業代を賃金に含める場合は、適切な表示をお願いします。」(2026年10月13日確認)

入社直後の業務を確認する

求人票の仕事内容の欄には、「雇入れ直後」の業務と「変更の範囲」が書かれています。入社直後の業務が開発か、保守・監視・テストかによって、最初の1〜2年で積める経験が変わります。

保守やテストから始まる求人でも、開発に移るまでの流れと期間を面接で確認すると、キャリアの見通しを立てやすくなります。

Webエンジニアの年収とキャリアパス

Webエンジニアの年収は、スキルのレベルが上がるほど高くなります。job tagでは、Web系のシステムエンジニアの年収を、ITスキル標準(ITSS)のレベル別に公開しています。

ここでは、スキルレベル別の年収と、未経験から入社した後のキャリアパスを紹介します。

スキルレベル(ITSS)

年収(設計・構築)

目安となる段階

レベル1〜2

420万〜620万円

指導を受けながら開発する段階

レベル3

450万〜700万円

担当の範囲を一人で開発できる段階

レベル4

500万〜780万円

チームや技術をリードする段階

レベル5以上

600万〜950万円

社内外で専門性を認められる段階

※厚生労働省job tag「システムエンジニア(Webサービス開発)」のスキルレベル別給与データ(2023年度の委託調査、第一四分位〜第三四分位)。段階の説明は編集部の整理

未経験で入社した後は、実装から設計・要件定義へ担当を広げるルートと、フロントエンドやクラウドなどの専門を深めるルートがあります。

経験を積んだ後は、自社開発企業への転職や、フリーランスエンジニアとして独立する選択肢もあります。

未経験からWebエンジニアを目指す際の求人の探し方

未経験からWebエンジニアを目指す際は、転職求人サイトでの検索と、IT・未経験に強い転職エージェントの紹介を併用して求人を探します。転職エージェントは、配属先や研修の実態など、求人票に書かれていない情報を持っていることがあるためです。

ここでは、転職エージェントに確認したいことを紹介します。

未経験からWebエンジニアを目指す方が、転職エージェントに確認したいことは、以下のとおりです。

  • 自社開発・受託開発・客先常駐のどれか
  • 研修の期間と内容、研修中の給与
  • 入社直後に担当する業務と、開発に移るまでの期間
  • 過去に未経験から入社した方の年齢と前職

上記を比べながら2〜3社を使うと、応募先の偏りを防げます。未経験に対応するサービスはIT未経験向けの転職エージェントの比較、複数のサービスを使う進め方は転職エージェントの複数登録で確認できます。

Webエンジニアの未経験からの転職に関するよくある質問

Webエンジニアへの未経験からの転職については、難しさ・年齢・会社選びについての質問が多く寄せられます。

ここでは、よくある5つの質問に答えます。

未経験からWebエンジニアになるのは難しいですか?

未経験からWebエンジニアになることは可能です。編集部が確認した未経験可の求人14件のうち、プログラミング経験を必須にしたのは1件でした。ただし、自社開発の未経験可の求人は3件と少なく、学習の成果物があると選べる求人が広がります。

未経験のWebエンジニアは何歳までが限界ですか?

法律では、募集・採用で年齢を制限することは原則として禁止されています。ただし、長期のキャリア形成を理由に、35歳未満を基本とした上限を設けることが例外として認められています。調査した14件でも、4件が29〜35歳の上限を設けていました。

入ってはいけないIT企業は?

社名で一律に決めることはできませんが、求人票で働く場所・研修・固定残業代・入社直後の業務の4点を確認すると、入社後のギャップを減らせます。固定残業代は、時間数・金額・超過分の追加支払いが書かれているかを確認しましょう。

独学だけでWebエンジニアに転職できますか?

独学だけでもWebエンジニアに転職できる可能性はあります。調査した求人には、独学やポートフォリオ、GitHubでの開発を評価すると明記した求人もありました。学んだ内容をWebアプリとして公開し、説明できるようにしておきましょう。

Webエンジニアになるのに資格は必要ですか?

Webエンジニアになるのに必須の資格はありません。job tagでも、入職に特に学歴や資格は必要とされないと書かれています。基礎の理解を示したい方は、ITパスポートや基本情報技術者試験を学習の目標にする方法があります。

まとめ

Webエンジニアへの未経験からの転職の要点は、以下のとおりです。

  • Web系のシステムエンジニアの有効求人倍率は2.54倍(job tag、令和7年度)
  • 未経験可の求人14件のうち、プログラミング経験を必須にしたのは1件
  • 14件中7件は研修後に顧客先・プロジェクト先で働く求人で、自社開発は3件
  • HTML・CSS・JavaScript、サーバー側の言語1つ、SQLとGitの順に学び、Webアプリを公開する
  • 求人票では、働く場所・研修・固定残業代・入社直後の業務の4点を確認する

自分に合う求人を探したい方は、Webエンジニアの求人に強い転職エージェントを比べて、相談先を選びましょう。

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