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IT転職に有利な資格12選|未経験で評価されるものと選び方

/著者:AI HACK編集部キャリア
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IT転職に有利な資格12選|未経験で評価されるものと選び方

この記事の要約と結論

  • 未経験のIT転職では、基本情報技術者(受験料7,500円・令和7年度の合格率38.3%)が開発職を目指す方の基準になります。

  • AI職を狙うなら、G検定は知識の証明、E資格は実装の証明(認定プログラムの修了が受験条件)です。

  • 経験者の求人は資格より実務経験を重視するため、資格は職種に合わせて1〜2個に絞り、成果物と組み合わせるのが効果的です。

IT転職に役立つ資格は、国が実施する情報処理技術者試験から、クラウドやネットワークのベンダー資格、AIの検定まで幅広く存在します。資格ごとに対象者と証明できる知識が異なります。

目指す職種と今のレベルに合う資格を把握すると、勉強時間と受験料を無駄にせず、応募書類で伝える材料をそろえられます。

本記事では、IT転職に役立つ12の資格の受験料と合格率を公式情報で比較しています。さらに、編集部の求人調査から見た資格の扱いと、職種別の選び方・転職での見せ方も紹介します。

IT転職で資格は有利?結論と目的別の早見表

IT転職で資格は必須ではありませんが、未経験者が基礎知識と学習の意欲を示す材料になります。実務経験がない方は、資格が応募書類で客観的に示せる数少ない実績になるためです。

ここでは、目的別のおすすめを早見表で示したうえで、資格が有利になる場面と、資格より重視されるものを解説します。

目的別に、最初に検討したいIT資格を比較します。

目的

最初に検討したい資格

次に検討したい資格

IT業界の基礎知識を示したい(職種未定)

ITパスポート

基本情報技術者

開発職(プログラマー・Webエンジニア)を目指す

基本情報技術者

Python3エンジニア認定基礎、応用情報技術者

インフラ・クラウドエンジニアを目指す

LinuC レベル1、CCNA

AWS Certified Solutions Architect – Associate

社内SE・情報システム部門を目指す

ITパスポート、情報セキュリティマネジメント

基本情報技術者

AI関連の職種を目指す

G検定

E資格

IT経験者がキャリアアップしたい

応用情報技術者、AWS認定

高度試験(プロジェクトマネージャなど)

※資格の組み合わせは、AI HACKキャリア編集部が各試験の対象者と出題範囲をもとに整理したもの

上記のとおり、未経験で職種が決まっていない方はITパスポート、開発職を目指す方は基本情報技術者が出発点になります。

資格が有利になる場面

資格が有利になるのは、実務経験がない方がIT職に応募する場面です。採用する企業は、未経験者が入社後に学び続けられるかを判断する材料を求めているためです。

資格が評価の材料になりやすい場面は、以下のとおりです。

  • 未経験可の求人に応募し、基礎知識を示したいとき
  • 職務経歴書に書けるIT関連の実績がまだ少ないとき
  • 資格手当や昇格の要件に資格を定めている企業に入るとき
  • インフラ・クラウドなど、資格と業務の範囲が近い職種に応募するとき

上記の場面では、資格名だけでなく、勉強で身につけた内容と次に学ぶことを面接で説明できるようにしておきましょう。

資格より重視されるもの

経験者の採用では、資格より実務の経験と成果が重視されます。編集部が確認した上限年収1,000万円以上のエンジニア求人では、資格の必須は25件中2件でした。

一方、経験年数の必須は25件中16件でした(2026年10月13日時点・AI HACKキャリア編集部調べ、Forkwell Jobs掲載求人での集計)。

未経験者の場合も、資格に加えて、学んだ内容を使った成果物を用意すると評価が上がります。

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IT転職で資格を取るメリット3つ

IT資格を取るメリットは、転職の選考だけでなく、入社後の学習や待遇にも及びます。資格の勉強が、業務に必要な知識を体系的に学ぶ機会になるためです。

ここでは、IT転職で資格を取るメリットを3つ紹介します。

IT資格を取るメリットと、メリットが生きる場面は、以下のとおりです。

メリット

生きる場面

基礎知識を客観的に示せる

未経験で応募書類に書ける実績が少ないとき

学習の意欲と継続力を伝えられる

面接で、IT職を選んだ理由と学び方を説明するとき

入社後の学習と待遇につながる

研修の理解や、資格手当・昇格の要件があるとき

基礎知識を客観的に示せる

IT資格を取ると、ITの基礎知識を持っていることを第三者の試験で示せます。未経験者は職務経歴でITの知識を示しにくく、資格が数少ない客観的な材料になるからです。

たとえば、基本情報技術者試験はIPAが「ITエンジニアとしてキャリアをスタートするには、まず基本情報技術者試験から」と案内している試験です。

ただし、資格で示せるのは知識で、実務での対応力までは示せません。

学習の意欲と継続力を伝えられる

IT資格の合格は、学習を計画して続けられる方であることを伝える材料になります。IT職は入社後も技術の勉強が続くため、企業は学び続ける力を見ているからです。

たとえば、働きながら3ヶ月で合格した場合は、勉強の進め方と時間の確保の工夫を面接で具体的に話せます。

入社後の学習と待遇につながる

IT資格で学んだ内容は、入社後の研修や業務の理解を早めます。資格の出題範囲が、開発・運用・セキュリティなど業務の基礎と重なるためです。

企業によっては、資格手当や昇格の要件に資格を定めている場合があります。応募先の制度は、求人票や面接で確認しましょう。

国家試験とベンダー資格の違い

IT資格は、国が実施する情報処理技術者試験と、IT企業が自社の製品や技術について認定するベンダー資格に分かれます。どちらを選ぶかで、証明できる知識の範囲が変わります。

ここでは、国家試験とベンダー資格の違いと、2027年度に予定されている情報処理技術者試験の見直しを解説します。

項目

国家試験(情報処理技術者試験)

ベンダー資格

主催

IPA(情報処理推進機構)

AWS・Cisco・LPI-Japanなどの企業・団体

証明できる知識

ITの基礎から経営・管理まで幅広い知識

特定の製品・技術の知識と操作

有効期限

なし

多くの資格で更新や再認定がある

向いている方

職種が決まっていない方、幅広い基礎を示したい方

インフラ・クラウドなど職種が決まっている方

※2026年10月時点・IPA「試験区分一覧」と各ベンダーの公式サイトをもとにAI HACKキャリア編集部が整理

上記のとおり、国家試験は幅広い基礎、ベンダー資格は職種に直結する技術の証明に向いています。

2027年度に予定されている試験制度の見直し

情報処理技術者試験は、2027年度から新しい試験制度に移る予定です。経済産業省とIPAが2026年3月31日に見直しの案を公表しました。

公表された主な変更点は、以下のとおりです。

  • 2027年度春頃に、ITパスポート・情報セキュリティマネジメント・基本情報技術者が新制度に移行
  • 応用情報技術者と高度試験を「マネジメント」「データ・AI」「システム」の3つの試験に再編
  • データマネジメント試験(仮称)を新設
  • ITパスポートで、DX・データマネジメントの基礎とAI時代の倫理の出題を強化

※2026年10月13日時点・IPA「情報処理技術者試験の見直し」・経済産業省の報道発表より。準備状況によって時期が変わる可能性があると明記されています

今から受験する方は、現行の試験に合格しておくと実績として示せます。2027年度以降に受験する方は、新しいシラバスで出題範囲を確認しましょう。

未経験者におすすめのIT資格6選

未経験者が最初に取るIT資格は、受験資格がなく、ITの基礎を幅広く学べるものが向いています。最初の資格で全体像をつかむと、目指す職種や次に学ぶ技術を決めやすくなるためです。

ここでは、未経験者におすすめのIT資格6つを、受験料・形式・合格率とあわせて紹介します。

資格

受験料

形式

合格率

ITパスポート

7,500円(税込)

CBT・通年

48.6%(令和7年度)

基本情報技術者

7,500円(税込)

CBT・通年

38.3%(令和7年度)

情報セキュリティマネジメント

7,500円(税込)

CBT・通年

70.0%(令和7年度)

Python3エンジニア認定基礎

10,000円(税別)

CBT・通年、40問・60分

公表なし

LinuC レベル1

1試験16,500円(税込)、2試験の合格が必要

101試験・102試験

公表なし

CCNA

公式サイトで確認

Ciscoの認定試験

公表なし

※2026年10月13日時点・各主催団体の公式サイトより。IPAの受験料はIPA公式サイトより。CCNAの受験料は、Ciscoの日本語の公式ページに掲載がないため記載していません

上記のうち、IPAの3つの試験は受験料が同じで、通年で受験できます。合格率は年度によって変わるため、受験する年度の値を公式サイトで確認しましょう。

ITパスポート

ITパスポートは、ITを使うすべての社会人を対象にした国家試験です。経営・IT管理・技術の基礎を幅広く問うため、IT業界の全体像をつかむ最初の資格に向いています。

令和7年度は271,352人が受験し、132,012人が合格しました(合格率48.6%)。

ただし、ITパスポートはIT職以外の方も受ける試験で、エンジニア職の応募では基本情報技術者と組み合わせると説得力が増します。

基本情報技術者

基本情報技術者は、ITエンジニアを目指す方の登竜門とされる国家試験です。IPAは、ITエンジニアとしてキャリアを始めるには、まず基本情報技術者試験から受験するよう案内しています。

令和7年度は147,186人が受験し、56,370人が合格しました(合格率38.3%)。令和6年度は40.8%、令和5年度は47.1%です。

ただし、アルゴリズムやプログラミングの問題もあるため、ITパスポートより準備に時間がかかります。

情報セキュリティマネジメント

情報セキュリティマネジメントは、組織の情報セキュリティを管理する知識を問う国家試験です。社内SEや情報システム部門の仕事と範囲が近く、管理側の職種を目指す方に向いています。

令和7年度は45,924人が受験し、32,141人が合格しました(合格率70.0%)。

社内SEを目指す方は、社内SEへの転職で評価されるスキルとあわせて確認してください。

Python3エンジニア認定基礎

Python3エンジニア認定基礎は、Pythonの文法の基礎を問う民間の試験です。AI・データ分析・業務の自動化で使われるPythonを学んだことを示せます。

試験は40問・60分で、正答率70%で合格です。受験料は一般10,000円・学割5,000円(税別)です。

ただし、文法の知識の証明にとどまるため、Pythonで作ったプログラムを一緒に示しましょう。

LinuC レベル1

LinuC レベル1は、Linuxサーバーの基本操作と管理の知識を問う資格です。サーバーの多くがLinuxで動いているため、インフラエンジニアを目指す方の最初の資格に向いています。

認定には101試験と102試験の2つに合格する必要があり、受験料は1試験16,500円(税込)です。

インフラエンジニアへの転職の進め方は、インフラエンジニアに未経験から転職するにはで解説しています。

CCNA

CCNAは、Ciscoが認定するネットワークの基礎知識の資格です。ネットワークの設計・構築・運用の基礎を問うため、ネットワークエンジニアを目指す方に向いています。

ただし、受験料はCiscoの日本語の公式ページで確認できなかったため、受験を考える方は申込の際に公式サイトで確認してください。

経験者のキャリアアップに役立つIT資格4選

IT経験者が転職でキャリアアップを狙う場合は、上流工程やクラウドの専門性を示せる資格が役立ちます。経験者の選考では、担える役割の広さが年収に反映されるためです。

ここでは、経験者のキャリアアップに役立つIT資格4つを紹介します。

資格

受験料

形式

合格率

応用情報技術者

7,500円(税込)

2026年度からCBT・前期と後期

22.1%(令和7年度春期)・24.5%(秋期)(IPA)

AWS Certified Solutions Architect – Associate

20,000円(150 USD)

130分・65問

公表なし

高度試験(プロジェクトマネージャ・システムアーキテクトなど)

7,500円(税込)

2026年度からCBT・前期と後期

試験区分ごとにIPAが公表

情報処理安全確保支援士

7,500円(非課税)

2026年度からCBT・前期と後期

IPAが公表

※2026年10月13日時点・IPA・AWSの公式サイトより。AWSの円の価格は為替に合わせて改定されます

上記のとおり、応用情報技術者と高度試験は、2026年度からCBT方式で前期・後期に実施されます。

応用情報技術者

応用情報技術者は、基本情報技術者の上位にあたる国家試験で、技術と管理の両方の応用力を問います。設計や要件定義など上流工程の知識を示せるため、IT経験者のキャリアアップに向いています。

令和8年度前期は、申込が2026年10月6日〜11月7日、科目Aの試験が10月28日〜11月10日、科目Bの試験が11月24日〜12月6日です。

ただし、2027年度以降は3つの試験に再編される予定のため、受験の時期と制度の変更を確認しておきましょう。

※2026年10月13日時点・IPA「令和8年度 応用情報技術者試験等の申込受付期間及び試験実施期間」より

AWS Certified Solutions Architect – Associate

AWS Certified Solutions Architect – Associateは、AWSでシステムを設計する知識を問うクラウドの資格です。クラウドの設計・運用の経験は、インフラ職や開発職の求人で評価される要件の1つです。

試験は130分・65問で、日本語でも受験できます。受験料は20,000円(150 USD)です。

高度試験・情報処理安全確保支援士

高度試験と情報処理安全確保支援士は、プロジェクト管理・設計・セキュリティなどの専門性を示す国家試験です。マネジメントや専門職へのキャリアアップを目指す方が、知識の到達度を示す材料になります。

ただし、高度試験も2027年度以降の再編の対象です。制度の変更をIPAの公式サイトで確認したうえで、受験の計画を立てましょう。

AI関連の職種への転職に役立つ資格:G検定・E資格

AI関連の職種への転職では、G検定とE資格が、AIの知識と実装力を示す代表的な資格です。主催はどちらも一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)です。

ここでは、G検定とE資格の違いと、転職での評価を解説します。

項目

G検定

E資格

対象者

AIを活用するビジネスパーソン

AIを実装するエンジニア

受験料(一般)

13,200円(税込)

33,000円(税込)

受験資格

なし

JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了

形式

オンライン100分(会場は120分)

会場120分・多肢選択式

直近の合格率

76.97%(2026年第5回)

67.04%(2026年第2回)

次回の日程

オンライン:2026年11月6日・7日

2027年2月19〜21日

※2026年10月13日時点・G検定・E資格のJDLA公式サイトより

上記のとおり、G検定は受験資格がなく、E資格は認定プログラムの修了が必要です。

G検定は転職で評価される?

G検定は、AIの基礎知識を体系的に学んだことを示す材料として評価されます。AI活用・企画職やAI導入を提案する職種では、AIでできることを説明する力が求められるためです。

ただし、AIエンジニアの求人では、G検定より開発やLLMの実務経験が重視されます。G検定の勉強とあわせて、AIを使った成果物を用意しましょう。

E資格は転職に有利?

E資格は、深層学習の実装の知識を示せるため、AIエンジニアを目指す方の学習の到達度を伝える材料になります。認定プログラムの修了が受験の条件で、学習の過程そのものも示せます。

ただし、AIエンジニアの求人では開発の実務経験が前提になることが多いです。未経験からのルートは、AIエンジニアになるにはで解説しています。

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IT資格の勉強方法3つ

IT資格は、公式の出題範囲を確認し、公開されている問題で練習する流れで勉強すると効率的です。出題範囲から外れた勉強を減らし、時間配分にも慣れておけるためです。

ここでは、IT資格の勉強方法を3つ紹介します。

  1. 公式の試験要綱・シラバスで出題範囲を確認する
  2. 公式が公開している問題・サンプル問題で練習する
  3. 認定講座やスクールを使い、学習の計画を立てる

上記の3つは、独学でもスクールでも共通の進め方です。

公式の試験要綱・シラバスで出題範囲を確認する

IT資格の勉強は、主催団体が公開している試験要綱・シラバスで出題範囲を確認することから始めます。市販の教材は改訂の時期がずれる場合があり、公式の範囲と合っているかを確かめる必要があるためです。

たとえば、IPAは試験要綱・シラバスを公式サイトで公開しています。2027年度に新制度へ移る予定のため、受験する年度の版を確認しましょう。

公式が公開している問題で練習する

公式が公開している問題で練習すると、出題の形式と時間配分に慣れられます。CBT方式の試験は問題の一部しか公開されないため、公開されている問題を優先して解くと効率的です。

たとえば、IPAは基本情報技術者試験と情報セキュリティマネジメント試験の令和5年度以降の公開問題を、過去問題のページで公開しています。

ただし、令和2年度から令和4年度までの基本情報技術者試験・情報セキュリティマネジメント試験の問題は非公開です。

認定講座やスクールで学習の計画を立てる

独学で計画を立てにくい方は、認定講座やスクールを使うと学習を続けやすくなります。カリキュラムに沿って進められ、質問できる環境もあるためです。

たとえば、IPAに認定された講座を受講して修了試験に合格すると、基本情報技術者試験の科目A試験が免除される制度があります(IPA「科目A試験免除制度」)。

ただし、講座の費用と期間は講座ごとに違うため、受講前に確認しましょう。

職種別のIT資格の選び方5パターン

IT資格は、目指す職種の仕事に近い出題範囲のものを選ぶと、転職での説得力が増します。職種ごとに、面接で聞かれる知識と求人の要件が違うためです。

ここでは、職種別のIT資格の選び方を表で示します。

目指す職種

取りたい資格

資格と一緒に用意したいもの

プログラマー・Webエンジニア

基本情報技術者、Python3エンジニア認定基礎

自作のアプリ(GitHubで公開)

インフラ・クラウドエンジニア

LinuC レベル1、CCNA、AWS認定

クラウドで作った環境の構成図

社内SE・情報システム

ITパスポート、情報セキュリティマネジメント

前職で業務を改善した事例

AI関連の職種

G検定、E資格

AIを使った成果物

PM・ITコンサル(経験者)

応用情報技術者、高度試験

担当したプロジェクトの規模と成果

※AI HACKキャリア編集部の整理

資格と成果物の両方をそろえると、選考で伝える内容に一貫性が出ます。プログラマーを目指す方の進め方は、未経験からプログラマーになるにはで解説しています。

IT資格を転職で活かす方法3つ

IT資格は、取得するだけでなく、応募書類と面接での伝え方によって評価が変わります。採用する企業は、資格の名前よりも、勉強で何を身につけたかを知りたいためです。

ここでは、IT資格を転職で活かす方法を3つ紹介します。

  1. 職務経歴書に、資格名と取得年月に加えて、勉強で身につけた内容を書く
  2. 面接で、資格の勉強を業務や成果物でどう使ったかを説明する
  3. 転職エージェントに、資格を評価する求人を紹介してもらう

職務経歴書の書き方は、エンジニアの職務経歴書の書き方で紹介しています。成果物の見せ方は、エンジニアのポートフォリオの作り方を参考にしてください。

資格の取得自体を目的にしない

IT資格は、目指す職種に必要な知識を身につける手段として選びます。資格の数を増やしても、職種と関係のない資格は選考で評価されにくいためです。

たとえば、インフラエンジニアを目指す方が、職種と関係の薄い資格を3つ取るより、LinuCとクラウドの資格に絞るほうが一貫性を示せます。

転職エージェントに資格の活かし方を相談する

資格を活かせる求人を探すには、未経験に対応した転職エージェントに相談するのが近道です。資格手当がある企業や、資格を歓迎要件にしている求人の情報を持っているためです。

未経験に対応したサービスは、IT未経験向けの転職エージェントの比較で年代や職種を絞って比べられます。IT未経験の転職全体の流れは、IT未経験から転職するにはで解説しています。

IT転職の資格に関するよくある質問

IT転職の資格については、必要かどうかや、最初に取る資格についての疑問が多く寄せられます。

ここでは、IT転職の資格についてよくある5つの質問に答えます。

IT転職で資格は必要ですか?

IT転職で資格は必須ではありません。ただし、未経験者にとっては、基礎知識と学習の意欲を示す客観的な材料になります。経験者の採用では、資格より実務の経験と成果が重視されます。

未経験はどの資格から取ればいいですか?

職種が決まっていない方はITパスポート、開発職を目指す方は基本情報技術者から始めるのが一般的です。どちらもIPAが実施する国家試験で、受験料は7,500円(税込)です。インフラ職を目指す方は、LinuC レベル1やCCNAも候補になります。

G検定は転職で評価されますか?

G検定は、AIの基礎知識を体系的に学んだことを示す材料として評価されます。AI活用・企画職やAI導入を提案する職種で特に役立ちます。AIエンジニアを目指す場合は、開発の経験や成果物と組み合わせましょう。

E資格は転職に有利ですか?

E資格は、深層学習の実装の知識を示せるため、AIエンジニアを目指す方の学習の到達度を伝える材料になります。受験にはJDLA認定プログラムの修了が必要です。ただし、求人では開発の実務経験が前提になることが多いです。

基本情報技術者の試験制度は変わりますか?

基本情報技術者試験は、2027年度春頃に新しい制度に移る予定です(2026年3月31日公表の案)。準備状況によって時期が変わる可能性もあります。最新の情報はIPAの公式サイトで確認してください。

まとめ

IT転職に役立つ資格を選ぶ際の要点は、以下のとおりです。

  • IT転職で資格は必須ではないが、未経験者には基礎知識と意欲を示す材料になる
  • 職種未定ならITパスポート、開発職なら基本情報技術者(令和7年度の合格率38.3%)が出発点
  • インフラ職はLinuC・CCNA・AWS認定、AI職はG検定・E資格が候補
  • 情報処理技術者試験は2027年度から新制度に移る予定
  • 資格は成果物や業務での活用と組み合わせると、選考で伝わりやすい

資格を活かせる求人を探したい方は、IT未経験に対応した転職エージェントを比べて相談先を選びましょう。

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