インフラエンジニアに未経験から転職するには?求人22件で見る年収と資格

この記事の要約と結論
未経験可の求人12件の提示年収は下限の中央値350万円で、経験3年以上の求人10件は575万円でした。
未経験可の12件中7件は最初の配属が運用・監視で、2〜3年で設計構築へ進む流れを示す求人が目立ちます。
資格を必須にした求人は0件で、歓迎資格はCCNA(5件)とLPIC/LinuC(4件)が多く挙がっています。
インフラエンジニアの求人は、サーバー・ネットワークの運用監視から、クラウドの設計構築まで幅広く存在します。
未経験可の求人の年収や最初の配属を把握すると、入社後のキャリアを見通したうえで応募先を選べます。
本記事では、AI HACKキャリア編集部が確認したGreen掲載の求人22件をもとに、未経験からインフラエンジニアになる手順・取っておきたい資格・会社選びの確認点をまとめています。さらに、年収の伸び方と求人の探し方も紹介します。
インフラエンジニアに未経験から転職できる?【早見表】
インフラエンジニアは、IT職の中でも未経験から転職しやすい職種です。システムの運用監視など、研修後に任せやすい業務が多く、未経験可の求人も出ているからです。
ここでは、未経験可と経験者向けの求人の違いを早見表で示したうえで、未経験から転職しやすい理由を解説します。
未経験可と経験者向けのインフラエンジニア求人を、年収と条件で比較します。
項目 | 未経験可(12件) | 経験者向け(10件) |
|---|---|---|
年収の下限(中央値) | 350万円(250万〜480万円) | 575万円(400万〜600万円) |
年収の上限(中央値) | 480万円(300万〜900万円) | 875万円(550万〜1,200万円) |
必須の経験 | 不問、または学習経験 | インフラの実務3年以上(7件)・5年以上(3件) |
必須の資格 | 0件 | 0件 |
最初の仕事 | 運用・監視・保守(7件)、ヘルプデスク(4件) | 設計・構築、クラウド・SREなど |
※2026年10月13日時点・AI HACKキャリア編集部調べ。Green掲載求人22件(未経験可12件・経験者向け10件)での集計です。未経験可の求人はSES・SI系の企業が12件中7件で、大手SIerや大手事業会社の採用ページは含みません。未経験可の上限はインフォリンクの記載がないため11件で集計
上記のとおり、未経験可の求人は運用・監視から始まるものが多く、経験を積むと年収の下限が200万円以上高い求人に応募できます。
未経験可の求人が出ている理由
インフラエンジニアの未経験可の求人が出ているのは、運用・監視の業務が手順書に沿って進められるためです。サーバーやネットワークは24時間止められないため、監視や一次対応を担う人員が継続して必要になります。
たとえば、ネットアシストの未経験者向け求人では、自社の運用監視チームにシフト制で配属され、最短2〜3年で独り立ちしたあと構築に進む流れが示されています。
IT職の求人の多さは、公的統計でも確認できます。主な数字は、以下のとおりです。
データ | 数値 | 出典・時点 |
|---|---|---|
情報処理・通信技術者の有効求人倍率 | 1.33倍(職業計は1.06倍) | 厚生労働省「一般職業紹介状況」参考統計表(令和8年8月) |
システムエンジニア(基盤システム)の有効求人倍率 | 2.24倍 | job tag(ハローワーク、令和7年度) |
運用・管理(IT)の有効求人倍率 | 2.2倍 | job tag(ハローワーク、令和7年度) |
※有効求人倍率はハローワークの求人数を求職者数で割った値。2026年10月時点の公表値
ただし、未経験可と表示されていても実務経験が必要な求人もあるため、必須要件の欄を必ず確認しましょう。
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AI・IT転職に強いサービスを比較するインフラエンジニアの仕事内容と種類
インフラエンジニアとは、システムを動かすためのサーバー・ネットワーク・クラウドなどの基盤を設計・構築・運用するエンジニアです。担当する領域と工程によって、仕事内容が変わります。
ここでは、インフラエンジニアの主な種類と、担当する工程の違いを2つの表で解説します。
インフラエンジニアの主な種類は、以下のとおりです。
種類 | 主な仕事 |
|---|---|
サーバーエンジニア | LinuxやWindows Serverの構築・設定・運用 |
ネットワークエンジニア | ルーター・スイッチなどネットワーク機器の設計・構築・運用 |
クラウドエンジニア | AWS・Azureなどクラウド上の基盤の設計・構築・運用 |
SRE | サービスの信頼性を保つための運用の自動化・改善 |
工程ごとの仕事内容と、未経験の方が担当しやすいかを比較します。
工程 | 主な仕事 | 未経験からの担当 |
|---|---|---|
運用・監視 | システムの稼働監視、アラートの一次対応、定型作業 | 研修後すぐに担当しやすい |
保守 | 障害の原因調査、機器の交換、ソフトウェアの更新 | 運用・監視の経験後に担当 |
構築 | 設計書に沿ったサーバー・ネットワークの設定 | 1〜3年目から担当する求人が多い |
設計 | 要件に合わせた構成・性能・冗長化の設計 | 構築の経験を積んだあとに担当 |
※工程の分け方は編集部の整理。未経験からの担当時期はGreen掲載求人の記載より
未経験から入る場合は、運用・監視から始めて、構築・設計へ進む順番が一般的です。
インフラエンジニアの未経験可の求人の実態【求人22件調査】
インフラエンジニアの未経験可の求人は、年収・最初の配属・研修の内容が企業によって大きく異なります。同じ「未経験歓迎」でも、運用監視から始まる求人と、研修後に構築から始まる求人があるからです。
ここでは、Green掲載の未経験可の求人12件をもとに、年収・最初の配属・研修と資格支援・注意したい求人の4つを解説します。
未経験可の求人の年収
インフラエンジニアの未経験可の求人12件では、提示年収の下限の中央値が350万円でした。下限が400万円以上の求人は、nmsエンジニアリング(400万円)とFFRIセキュリティ(480万円)の2件だけです。
未経験可の求人12件の年収と最初の配属は、以下のとおりです。
企業名 | 企業の種類 | 提示年収 | 最初の配属 |
|---|---|---|---|
自社サービス(自社データセンター) | 350万円〜450万円 | サーバーの運用・監視、アラートの一次対応 | |
SES・SI | 300万円〜300万円 | 運用監視・障害の一次対応(1〜2年目) | |
SIer・BPO | 380万円〜480万円 | サービスデスク・運用監視・保守 | |
SES・請負 | 350万円〜(上限記載なし) | 研修後に構築系の案件 | |
SIer | 360万円〜450万円 | ネットワークの設計・構築・運用の案件 | |
SES・技術者派遣 | 400万円〜620万円 | ネットワーク・サーバーの運用、監視 | |
SES・SI | 250万円〜400万円 | PC設定・システム監視・テスト | |
SES | 300万円〜900万円 | ヘルプデスク・ITサポート | |
SES | 288万円〜396万円 | 運用・保守・監視 | |
MSP(客先常駐なし) | 330万円〜500万円 | 自社の運用監視チーム(シフト制) | |
受託・MSP | 360万円〜600万円 | クラウド・サーバーの設計構築・運用保守 | |
事業会社の社内インフラ | 480万円〜720万円 | 社内インフラの構築・運用、問い合わせ対応 |
※2026年10月13日時点・AI HACKキャリア編集部調べ。Green掲載求人22件(未経験可12件・経験者向け10件)での集計です。未経験可の求人はSES・SI系の企業が12件中7件で、大手SIerや大手事業会社の採用ページは含みません
年収の上限が900万円のように高い求人は、給与テーブル全体の上限を書いている場合があるため、入社時の金額は下限を目安にしてください。
最初の配属は運用・監視が中心
未経験可の求人の最初の配属は、運用・監視・保守が12件中7件で最も多くなっています。ヘルプデスク・テクニカルサポートが4件、研修後すぐに設計・構築の案件に入る求人が2件でした(1件で複数に該当するものを含みます)。
たとえば、スピードリンクジャパンの求人は、1〜2年目は運用監視、2〜3年目から設計構築・AWSに進むステップを示しています。
ただし、運用監視の求人には24時間365日のシフト勤務(夜勤を含む)を条件にするものもあります。夜勤の有無と、構築に進むまでの目安を面接で確認しましょう。
研修と資格支援の内容
未経験可の求人の研修は、期間と内容に差があります。研修期間を明記した求人は5件で、2週間から最大1年まで幅がありました。
研修と資格支援の主な記載は、以下のとおりです。
企業名 | 研修 | 資格支援 |
|---|---|---|
1〜3ヶ月(Linux・ネットワーク・DB・AWS) | 受験料の全額補助、資格手当 | |
1〜2ヶ月の基礎研修 | 受験料の負担など | |
約1ヶ月(自社のITスクール) | 受験費用の支援、合格報奨金 | |
基礎研修のあと、最大1年の実践型研修 | 資格取得支援、資格手当 | |
OJT中心 | 合格したら受験費用を支給 |
※2026年10月13日時点・AI HACKキャリア編集部調べ。Green掲載求人22件(未経験可12件・経験者向け10件)での集計です。未経験可の求人はSES・SI系の企業が12件中7件で、大手SIerや大手事業会社の採用ページは含みません
未経験可の12件中10件が、受験費用の補助・報奨金・資格手当のいずれかを用意していました。入社後も資格の勉強を続けたい方は、資格支援の内容を比べて選ぶと有利です。
「未経験歓迎」でも実務経験が必要な求人
「未経験歓迎」と表示されていても、必須要件に実務経験を求める求人があります。編集部の調査では、集計から外した5件が該当しました。
該当した求人の条件は、以下のとおりです。
- IT業界での経験5年以上が必須(表示は「未経験歓迎」)
- 「クラウド未経験向け」だが、Linuxサーバーの構築・運用経験が必須
- 「インフラ微経験」で、実務1年以上が必須(資格だけでは応募不可)
- 「ポテンシャル採用」だが、運用・構築補助の経験1〜3年が必須
※2026年10月13日時点・AI HACKキャリア編集部調べ。Green掲載求人22件(未経験可12件・経験者向け10件)での集計です。未経験可の求人はSES・SI系の企業が12件中7件で、大手SIerや大手事業会社の採用ページは含みません
求人のタイトルにある「未経験」が、インフラ未経験・クラウド未経験・IT未経験のどれを指すのかを、必須要件の欄で確認しましょう。
未経験からインフラエンジニアになる手順【5STEP】
未経験からインフラエンジニアになるには、基礎の学習から応募までを順番に進めることが重要です。未経験可の求人でも、学習経験や関心を必須要件にする求人が12件中5件あったからです。
ここでは、未経験からインフラエンジニアとして働き始めるまでの5つの手順を解説します。
STEP | やること | 目安 |
|---|---|---|
1 | サーバー・ネットワークの基礎を学ぶ | 1〜2ヶ月 |
2 | LinuC・CCNAなどの資格を目指す | 2〜3ヶ月 |
3 | 自分のPCやクラウドで構築を試す | 1ヶ月 |
4 | 求人を選んで応募する | 1〜2ヶ月 |
5 | 入社後1〜3年で構築の経験を積む | 1〜3年 |
※期間は編集部が想定した目安で、学習時間によって変わります
【STEP1】サーバー・ネットワークの基礎を学ぶ
最初に学ぶのは、Linuxの基本操作とネットワークの仕組みです。未経験可の求人でも、コマンドラインへの抵抗がないことやTCP/IPへの関心を挙げる求人があるからです。
たとえば、ASJの求人は、独学でもよいのでIT・インフラの基礎を学んだ経験を必須要件にしています。
【STEP2】LinuC・CCNAなどの資格を目指す
資格の勉強は、知識を体系的に身につけ、学習の過程を示す材料になります。資格を必須にした求人は0件でしたが、未経験可の求人ではCCNA(5件)とLPIC/LinuC(4件)が歓迎要件に多く挙がっていました。
ただし、資格だけでは実務経験の代わりにならないため、STEP3の構築体験とあわせて準備しましょう。
【STEP3】自分のPCやクラウドで構築を試す
資格の勉強と並行して、実際にサーバーを構築してみると、面接で具体的に話せる経験になります。手順を自分で調べて構築した経験は、運用・監視の業務でも役立つからです。
たとえば、仮想環境やクラウドの無料枠でLinuxサーバーを立て、Webサーバーを動かすまでの手順を記録しておくと、面接で説明する材料にできます。
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【STEP4】求人を選んで応募する
応募先は、最初の配属・研修・構築に進むまでの目安の3つで比べます。未経験可の求人は、入社後のキャリアの進み方が企業によって大きく違うためです。
求人の比べ方は、次のH2「会社選びで失敗しないチェックポイント」で詳しく解説します。
【STEP5】入社後1〜3年で構築の経験を積む
入社後は、運用・監視の業務をこなしながら、構築の案件に関わる機会を作ることが重要です。経験者向けの求人の多くが、インフラの実務3年以上を必須にしていたからです。
たとえば、経験者向けの求人10件のうち7件は「3年以上」、3件は「5年以上」の経験を条件にしていました。
インフラエンジニアが取っておきたい資格4つ
インフラエンジニアの資格は、目指す領域に合わせて選ぶと効率的です。サーバー・ネットワーク・クラウドで、評価される資格が異なるからです。
ここでは、未経験の方が最初に目指しやすい4つの資格を、領域と求人での登場回数で比較します。
資格 | 領域 | 受験料 | 未経験可の求人の歓迎要件(12件中) |
|---|---|---|---|
CCNA | ネットワーク | Cisco公式サイトで確認 | 5件 |
LinuC レベル1/LPIC-1 | Linuxサーバー | LinuCは1試験16,500円(税込)。レベル1は2試験の合格が必要 | 4件 |
AWS Certified Cloud Practitioner | クラウド | 100 USD | 1件 |
基本情報技術者試験 | IT全般 | IPA公式サイトで確認 | 2件 |
※受験料は2026年10月時点・LinuC公式サイト、AWS公式サイトより。求人の件数は2026年10月13日時点・AI HACKキャリア編集部調べ(Green掲載求人での集計)。必須要件の選択肢として挙がるものは含めていません
ネットワークから入りたい方はCCNA、サーバーから入りたい方はLinuCまたはLPIC-1から始めると、歓迎要件に合う求人が増えます。
なお、IPAの情報処理技術者試験は、2027年度から新しい試験制度に移行する予定です。基本情報技術者試験を受ける方は、IPAの最新情報を確認しましょう。
※出典:IPA「試験制度の見直しについて」(2026年10月時点)
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インフラエンジニアの会社選びで失敗しないチェックポイント
インフラエンジニアの会社選びでは、入社後に構築の経験を積めるかを確認することが重要です。運用・監視だけを長く続けると、経験者向けの求人の必須要件を満たしにくいからです。
ここでは、未経験可の求人を比べる際の確認ポイントを紹介します。
求人票と面接で確認したい項目は、以下のとおりです。
- 最初の配属と、構築に進むまでの目安の年数
- 夜勤を含むシフト勤務の有無
- 研修の期間と内容(Linux・ネットワーク・クラウド)
- 客先常駐か自社勤務か
- 資格の受験費用の補助と資格手当
たとえば、インフォリンクの求人は監視・ヘルプデスクの案件がないと明記しており、ネットアシストの求人は客先常駐なしと明記しています。
求人票に書かれていない項目は、面接や転職エージェントを通じて確認しましょう。
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AI・IT転職に強いサービスを比較するインフラエンジニアのキャリアパスと年収の伸び方
インフラエンジニアの年収は、運用・監視から構築・設計へ担当範囲を広げるほど上がります。経験者向けの求人では、年収の下限の中央値が575万円で、未経験可の350万円を225万円上回っていました。
ここでは、求人に書かれていた年収の伸び方と、公的統計のスキルレベル別の年収を紹介します。
求人に記載されていた、未経験入社後の年収の例は、以下のとおりです。
企業名 | 年収の例 |
|---|---|
入社時300万円 → 経験5年で480万円 → 経験8年で530万円 | |
入社3年目で390万円 → 入社5年目で510万円 | |
ネットワークの運用監視で370万円 → インフラの運用改善・提案で470万円 |
※2026年10月13日時点・AI HACKキャリア編集部調べ。Green掲載求人22件(未経験可12件・経験者向け10件)での集計です。未経験可の求人はSES・SI系の企業が12件中7件で、大手SIerや大手事業会社の採用ページは含みません
経験者向けの求人で求められる経験と提示年収は、以下のとおりです。構築・設計やクラウドの経験を積むと、年収の下限が600万円の求人に応募できます。
企業名 | 求人 | 必須の経験 | 提示年収 |
|---|---|---|---|
サーバーインフラエンジニア | サーバーの構築・運用3年以上、vSphere 3年以上 | 600万〜900万円 | |
社内SE(インフラ) | 企業ネットワークやWindows Serverの設計・構築・運用3年以上 | 600万〜1,000万円 | |
ネットワークエンジニア(設計・構築、PM) | ネットワークエンジニアの経験3年以上 | 500万〜1,200万円 | |
SREエンジニア(テックリード候補) | Linuxの設計・構築3年以上、AWSの実務経験 | 600万〜850万円 | |
クラウドエンジニア | クラウドまたはサーバーの運用・保守3年以上 | 400万〜750万円 |
※2026年10月13日時点・AI HACKキャリア編集部調べ。Green掲載求人22件(未経験可12件・経験者向け10件)での集計です。未経験可の求人はSES・SI系の企業が12件中7件で、大手SIerや大手事業会社の採用ページは含みません
上記のとおり、運用・保守の経験3年でも応募できる求人はありますが、設計・構築やクラウドの経験がある方ほど年収の上限が高い傾向です。
厚生労働省のjob tagに掲載されている、スキルレベル別の年収は以下のとおりです。
ITSS(ITスキル標準)のレベル | 設計・構築 | 運用・保守 |
|---|---|---|
レベル1〜2 | 420万〜620万円 | 420万〜700万円 |
レベル3 | 450万〜700万円 | 450万〜700万円 |
レベル4 | 500万〜780万円 | 510万〜800万円 |
レベル5以上 | 600万〜950万円 | 667.5万〜1,086万円 |
※job tag「システムエンジニア(基盤システム)」・job tag「運用・管理(IT)」より(厚生労働省の2023年度委託調査。第一四分位〜第三四分位)。2026年10月時点
なお、job tagの「システムエンジニア(基盤システム)」の年収889万円は、「ITシステム設計技術者」等をまとめた統計区分の値です。インフラエンジニアだけの年収ではない点に注意してください。
クラウドやSREの経験を積むと、経験者向けの求人の中でも年収の上限が1,000万円前後の求人に応募できます。
インフラエンジニアの求人の探し方:転職サイトと転職エージェント
インフラエンジニアの求人は、転職求人サイトで自分で探す方法と、転職エージェントに紹介してもらう方法を組み合わせると効率的です。未経験可の求人は、配属や研修の情報が求人票だけでは分かりにくいからです。
ここでは、転職サイトと転職エージェントの使い分けと、選ぶ際の確認ポイントを紹介します。
方法 | 向いている使い方 | 注意点 |
|---|---|---|
転職求人サイト | 未経験可の求人を一覧で比べ、年収や配属の傾向をつかむ | 必須要件や夜勤の有無を自分で確認する必要がある |
転職エージェント | 配属先・研修・残業の実態を確認し、応募書類の添削を受ける | 紹介される求人は担当者や扱う企業によって変わる |
AI HACKキャリアに掲載中で、インフラ・クラウドに対応する転職エージェントは11社です(AI HACKキャリアの掲載データでの分類(2026年10月時点))。11社のうち3社は、未経験の方にも対応しています。
対応する経験レベルや職種は、インフラエンジニアの転職に強い転職エージェント・転職サイト一覧で比べられます。
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未経験からインフラエンジニアになれますか?
未経験からインフラエンジニアになることは可能です。編集部が確認したGreen掲載の未経験可の求人12件は、いずれも実務経験なしで応募できました。最初の配属は運用・監視が中心で、2〜3年で構築に進む流れを示す求人が目立ちます。
未経験のインフラエンジニアの年収はいくらですか?
未経験可のインフラエンジニア求人12件では、提示年収の下限の中央値が350万円でした。経験3年以上を求める求人10件では575万円で、経験を積むと年収の下限が200万円以上高い求人に応募できます。
資格なしでもインフラエンジニアに転職できますか?
資格なしでもインフラエンジニアに転職できます。編集部が確認した求人22件で、資格を必須にした求人は0件でした。ただし、未経験可の求人ではCCNAやLPIC/LinuCが歓迎要件に多く挙がっているため、学習の証明として取得を目指すと有利です。
インフラエンジニアはきついと言われるのはなぜですか?
インフラエンジニアがきついと言われる理由の1つは、夜勤を含むシフト勤務や障害対応がある点です。運用監視の求人には、24時間365日のシフト勤務への対応を条件にするものがあります。応募前に、夜勤の有無と構築に進むまでの目安を確認してください。
30代未経験でもインフラエンジニアになれますか?
30代未経験でもインフラエンジニアの求人に応募できますが、年齢の条件を確認する必要があります。編集部が確認した未経験可の求人12件のうち、年齢の条件(29歳以下)を書いていた求人は1件でした。前職での経験を活かせる社内インフラの求人も選択肢になります。
まとめ
インフラエンジニアに未経験から転職するポイントは、以下のとおりです。
- 未経験可の求人12件の年収下限の中央値は350万円、経験者向けは575万円
- 未経験可の12件中7件は、最初の配属が運用・監視
- 資格は必須0件。歓迎要件はCCNAとLPIC/LinuCが多い
- 最初の配属・夜勤・構築に進むまでの目安を確認して応募先を選ぶ
未経験から応募できる求人を探したい方は、インフラエンジニアの転職に強い転職エージェントに相談してみましょう。
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