AI時代のキャリアチェンジ・キャリアアップをサポートするキャリアポータル「AI HACKキャリア」

30代未経験でエンジニアは無理?求人調査で見る現実と成功パターン

/著者:AI HACK編集部キャリア
SHARE
30代未経験でエンジニアは無理?求人調査で見る現実と成功パターン

この記事の要約と結論

  • 30代未経験でもエンジニアは無理ではなく、未経験可の求人54件のうち44件は年齢の上限なしでした(編集部調べ)。

  • 35歳限界説に法的な根拠はありませんが、未経験の若年者を育てる募集では35歳未満を目安とした上限が例外として認められています。

  • 社内SE・業界知識×IT・インフラ・ITサポートの4ルートで前職の経験を活かすと、30代でも評価されやすくなります。

30代でエンジニアを目指す方の多くは、年齢の壁、収入が下がる不安、20代との競争の3つで迷います。求人には年齢の上限を書いたものもあり、不安を大きくする情報も少なくありません。

公的統計と求人票の事実で現実を把握すると、30代でも狙える求人と、避けたほうがよい進め方を判断しやすくなります。

本記事では、厚生労働省の統計と、AI HACKキャリア編集部が未経験可のエンジニア求人を確認した結果をまとめています。さらに、35歳限界説の実態と、前職の経験を活かせるルートも紹介します。

30代未経験でエンジニアは無理?【結論と早見表】

30代未経験でエンジニアになることは無理ではありません。編集部が確認した未経験可のエンジニア求人54件のうち、年齢の上限を書いていない求人は44件でした。

ただし、20代に限った求人や、即戦力を求める採用もあります。ここでは、30代未経験の現実を早見表で示したうえで、無理と言われる理由と成功しやすい条件を解説します。

30代未経験でエンジニアを目指す際の主な数字は、以下のとおりです。

データ

数値

出典・時点

未経験可のエンジニア求人で、年齢の上限がない求人

54件中44件

編集部調べ(求人54件)

年齢の上限が29歳以下の求人

54件中5件

編集部調べ(求人54件)

30〜34歳の転職入職率

男性11.4%・女性13.1%

厚生労働省「雇用動向調査」(令和7年)

35〜39歳の転職入職率

男性7.8%・女性9.3%

厚生労働省「雇用動向調査」(令和7年)

転職者に占める30代の割合

24.4%(30〜34歳13.7%・35〜39歳10.7%)

厚生労働省「転職者実態調査」(令和7年)

専門的・技術的な仕事で転職者を採用した理由「経験を活かし即戦力になるから」

64.1%

厚生労働省「転職者実態調査」(令和7年)

※求人の数値は2026年10月13日時点・AI HACKキャリア編集部調べ(マイナビ転職掲載求人での集計)。転職入職率は、1年間の転職入職者数を1月1日現在の常用労働者数で割った割合

上記のとおり、30代の転職は珍しくなく、未経験可の求人の8割は年齢の上限を設けていません。一方で、35歳以降は転職入職率が下がり、専門職の採用では即戦力を重視する傾向があります。

30代未経験が「無理」と言われる理由

30代未経験が無理と言われるのは、若手向けの採用枠と、経験者向けの採用の間に入りやすいためです。転職者実態調査では、専門的・技術的な仕事で転職者を採用した理由の64.1%が「経験を活かし即戦力になるから」でした。

30代未経験が不利になりやすい場面は、以下のとおりです。

  • 年齢の上限を設けた未経験歓迎の求人(長期のキャリア形成を理由とするもの)
  • 実務経験の年数を必須にした中途採用の求人
  • 20代と同じ条件で、研修後の伸びしろを比べられる選考

上記の場面を避け、前職の経験が評価される求人を選ぶと、30代でも勝負しやすくなります。

30代未経験が成功しやすい条件

30代未経験で成功しやすいのは、前職の経験とITの仕事をつなげて説明できる方です。編集部が確認した求人にも、飲食・医療・物流などの業界経験を歓迎すると書いたIT職の求人がありました。

30代未経験で成功しやすい条件は、以下のとおりです。

条件

理由

前職の業界知識や対人の経験を活かせる職種を選ぶ

20代にない強みとして評価されやすい

応募前に学習を始め、資格や成果物で示す

未経験でも学び続けられることを証明できる

入社直後の年収の目安を決めておく

年収が下がる求人を選ぶかどうかを迷わず判断できる

年齢の上限がない求人に絞って応募する

応募できない求人に時間を使わずに済む

※AI HACKキャリア編集部の整理

\ 職種・経験・年代から、自分に合う転職エージェントを探せます /

AI・IT転職に強いサービスを比較する

「35歳限界説」とは?年齢制限のルールから見る実態

「35歳限界説」とは、エンジニアへの転職は35歳を過ぎると難しくなるという俗説です。公的な定義はありませんが、未経験者の募集で35歳未満を上限にする求人があることが、俗説の背景の1つと考えられます。

ここでは、募集・採用の年齢制限のルールと、求人で実際に見られた年齢の条件を紹介します。

募集・採用の年齢制限は原則として禁止

労働施策総合推進法では、募集・採用で年齢を理由に制限を設けることを原則として禁止しています。求人票を年齢不問にしたうえで、書類選考や面接で年齢を理由に採否を決めることも法に反するとされています。

ただし、例外として年齢の上限が認められる場合があります。未経験者の募集に関係する例外は、以下のとおりです。

例外

内容

条件

例外事由3号イ

長期勤続によるキャリア形成のため、若年者等を期間の定めのない労働契約で募集する

職業経験を不問にすること、新卒者以外も新卒者と同等の処遇にすること

若年者等の目安

基本的には35歳未満を想定(35歳未満に限られるものではない)

定年がある場合、上限はおおむね45歳未満が目安

※出典:厚生労働省「募集・採用における年齢制限禁止について」、リーフレット「その募集・採用 年齢にこだわっていませんか?」(令和7年4月1日時点、2026年10月13日確認)

上記のとおり、35歳という数字は、未経験の若年者を育てる募集で上限を設ける際の目安として示されています。35歳を過ぎると応募できなくなるという決まりではありません。

未経験可の求人で見られた年齢の条件

編集部が確認した未経験可のエンジニア求人54件のうち、年齢の上限を書いていたのは10件でした。10件とも、理由に「若年層の長期キャリア形成」を挙げていました。

年齢の上限の内訳は、以下のとおりです。

年齢の上限

件数

求人の書き方の例

28〜29歳

5件

「29歳までの方」「U-29限定」

30〜35歳

3件

「30歳までの方」「35歳までの方」「35歳以下の方」

37〜39歳

2件

「37歳以下の方」「39歳以下の方(例外事由3号のイ)」

上限なし

44件

―

※2026年10月13日時点・AI HACKキャリア編集部調べ(マイナビ転職掲載求人での集計)。「未経験 ITエンジニア」の検索結果からエンジニア職で「職種・業種未経験OK」の正社員求人を1社1件で抽出

30代前半なら応募できる求人も、35歳以上では対象外になる場合があります。応募の前に、求人票の応募条件で年齢の記載を確認しましょう。

未経験のエンジニアは何歳までが目安?

未経験のエンジニアに法律上の年齢の限界はありません。ただし、未経験を歓迎する求人の一部は、例外事由3号イにより30代前半までの上限を設けています。

たとえば、IT業界での実務経験が1年以上あれば年齢不問とし、40〜50代の入社者が活躍していると書いた求人もありました。30代後半以降は、テストやヘルプデスクなどIT関連の経験を少しでも積むと、応募できる求人が広がります。

公的データで見る30代の転職の現実

30代の転職は、公的データで見ても珍しいものではありません。一方で、35歳を境に転職入職率が下がり、採用では経験や能力が重視されます。

ここでは、年齢別の転職入職率、転職後の賃金、採用で重視される点の3つを公的データで紹介します。

年齢別の転職入職率

厚生労働省の雇用動向調査では、30〜34歳の転職入職率は男性11.4%・女性13.1%です。35〜39歳では男性7.8%・女性9.3%に下がります。

年齢別の転職入職率は、以下のとおりです。

年齢

男性

女性

25〜29歳

14.1%

17.1%

30〜34歳

11.4%

13.1%

35〜39歳

7.8%

9.3%

40〜44歳

7.3%

10.5%

※出典:厚生労働省「令和7年雇用動向調査結果の概要」図4-1(2026年10月13日確認)。全産業・全職種の値で、エンジニアに限った値ではありません

上記の値は全職種の平均で、未経験からの転職だけを表すものではありません。ただし、30代後半は前半より転職する方の割合が低く、早めに動くほど選択肢を取りやすいと読めます。

転職後の賃金の変化

30代で転職した方は、前職より賃金が増えた方が減った方を上回っています。雇用動向調査では、30〜34歳の48.6%、35〜39歳の43.5%が「増加」と答えました。

30代の転職入職者の賃金の変化は、以下のとおりです。

年齢

増加

変わらない

減少

30〜34歳

48.6%

20.8%

29.0%

35〜39歳

43.5%

28.1%

23.9%

※出典:厚生労働省「令和7年雇用動向調査結果の概要」表6。前職が雇用者で調査時に在籍している転職入職者が対象。不詳を含むため合計は100%になりません

ただし、未経験の職種への転職は、同じ職種での転職より年収が下がりやすい点に注意が必要です。入社直後の年収と、何年で前職の水準に戻せるかを求人ごとに確認しましょう。

採用で重視される点

転職者の採用では、経験と能力が最も重視されます。転職者実態調査では、転職者の賃金を決める際に「これまでの経験・能力・知識」を考慮した事業所が59.2%で最も多く、情報通信業では81.3%でした。

情報通信業では「年齢」を考慮した事業所も50.8%ありました。30代未経験の方は、年齢に見合う経験として前職の何を活かせるかを説明できるよう準備しましょう。

※出典:厚生労働省「令和7年転職者実態調査の概況」表5(令和8年9月25日公表、2026年10月13日確認)

30代未経験で応募しやすいIT求人の例【編集部調査】

30代未経験で応募しやすいのは、年齢の上限がなく、前職の業界知識や対人の経験を活かせると書かれた求人です。開発職だけに絞らず、サポート・社内SE・インフラまで広げると、候補が増えます。

ここでは、編集部がマイナビ転職で確認した、30代が応募しやすい未経験可の求人8件と、少しのIT経験で年齢不問になる求人の例を紹介します。

前職の経験を活かせる未経験可の求人8件

年齢の上限がなく、前職の経験を活かせると書かれた未経験可の求人は、以下のとおりです。

企業

求人

ルート

活かせると書かれた経験

提示年収

日本ポイントソフト

初級ITエンジニア(飲食店向けPOSのサポート・保守)

業界知識×IT

飲食店・販売・接客、電話やお客様対応

400万〜500万円

トライトキャリア

医療システムサポート

業界知識×IT

看護師・医療事務・介護職員など医療福祉の経験

350万〜480万円

ユー・エス・ケイ

医療現場へのシステム導入サポート

業界知識×IT

医療事務・病院受付など医療業界の経験

月給25万〜50万円

大興運輸

社内SE

社内SE

物流業界の勤務経験

350万〜450万円

萬栄

社内SE(POSの運用・保守から)

社内SE

開発や保守運用の経験(歓迎)

280万〜400万円

P・R・O行政書士法人

社内SE(ノーコードでの業務アプリ開発)

社内SE

ノーコードツールやExcelマクロの知識(歓迎)

500万〜600万円

テクノプロ

インフラエンジニア

インフラ

独学のIT知識や資格(20〜50代が活躍中と記載)

400万〜800万円

テクバン

ユーザーサポート(ヘルプデスク)

ITサポート

事務・接客・営業の経験

330万〜650万円

※2026年10月13日時点・AI HACKキャリア編集部調べ(マイナビ転職掲載求人での集計)。各求人ページの原文より。提示年収はマイナビ転職の「初年度年収」(記載がない求人は月給)。掲載順はルートで並べたもので、順位ではありません

8件のうち4件は、飲食・医療・物流など特定の業界の経験を歓迎していました。日本ポイントソフトの求人は「30~40代活躍中」、テクノプロの求人は「20代~50代のエンジニアが活躍中」と書いています。

雇用形態と試用期間の条件

8件はすべて正社員の求人でしたが、入社後の一定期間を契約社員とする求人が2件ありました。大興運輸の求人は入社後1年間、ユー・エス・ケイの求人は試用期間の6ヶ月間を契約社員としています。

契約社員の期間がある求人では、正社員になる条件と期間中の給与を、応募前か面接で確認しましょう。

IT経験が少しあれば年齢不問になる求人

IT関連の実務経験が少しでもあると、年齢不問の求人に応募しやすくなります。編集部が確認した求人には、短い経験を条件に年齢を問わない求人が4件ありました。

経験の条件と年齢についての記載は、以下のとおりです。

企業

経験の条件(必須)

年齢についての記載

アルテンジャパン

IT関連の実務経験(1ヶ月程度でも可。テスト・ヘルプデスク・IT事務など)

20〜60代が活躍中

BREXA Technology

IT業界での何らかの経験(1年以上)

年齢不問、40〜50代で入社したメンバーも活躍

トーワシステムサポート

何らかのITエンジニアの経験(年数不問)

年齢不問、30〜50代が活躍中

エコロシティ

ヘルプデスク・PCサポート・情シスなどの経験(1年以上)

20代〜40代が活躍中

※2026年10月13日時点・AI HACKキャリア編集部調べ(マイナビ転職掲載求人での集計)。各求人ページの原文より

未経験から入りやすいヘルプデスクやテストの経験も、次の転職では「IT関連の実務経験」として数えられます。30代後半の方は、最初の1社でIT経験を積み、2社目で開発やインフラを目指すルートも検討しましょう。

前職の経験を活かせる30代向けのルート4つ

30代未経験の方が前職の経験を活かせるルートは、社内SE・業界知識×IT・インフラエンジニア・ITサポートの4つです。いずれも、開発の経験より、業務の理解や対人の経験が評価されやすい仕事です。

ここでは、4つのルートの特徴と、前職の経験がどう活きるかを紹介します。

ルート

活きやすい前職の経験

入口の仕事

関連記事

社内SE

総務・経理・店舗運営など、社内の業務を知っている経験

PCやシステムの運用、社内の問い合わせ対応

社内SEへの転職

業界知識×IT

医療・飲食・物流・金融などの業界経験

業界向けシステムの導入・サポート

DX推進の求人・転職

インフラエンジニア

手順を守って正確に進める仕事、設備やネットワークの管理

サーバーやネットワークの運用・監視

インフラエンジニアに未経験から転職するには

ITサポート・ヘルプデスク

接客・営業・事務・コールセンターなどの対人の経験

問い合わせ対応、アカウント管理

―

※AI HACKキャリア編集部の整理

上記の4つは、入社後に開発やクラウドの仕事へ広げられるルートでもあります。将来の仕事まで見据えて、入口を選びましょう。

社内SE

社内SEは、自社の業務を知っていることが強みになるため、30代未経験の方が前職の経験を活かしやすい仕事です。社内の困りごとを聞き取り、システムで解決する役割を担います。

たとえば、大興運輸の求人は物流業界の勤務経験を歓迎し、P・R・O行政書士法人の求人はノーコードツールで社内アプリを作る未経験可の社内SEを募集していました。

ただし、社内SEの未経験可の求人は数が限られます。応募先の業界を前職と近いところから探しましょう。

業界知識×IT

業界知識×ITは、前職の業界向けのシステムを導入・サポートする仕事で、業界の経験がそのまま強みになります。利用者の仕事の流れを知っている方は、問い合わせの意図を早くつかめるためです。

たとえば、トライトキャリアの医療システムサポートの求人は、看護師・医療事務・介護職員などの経験を歓迎していました。DX推進やAI活用の企画も、業界知識を活かせる仕事です。

インフラエンジニア

インフラエンジニアは、未経験可の求人が多く、30代以降の入社も見られる職種です。サーバーやネットワークの運用・監視から始め、設計・構築へ広げていきます。

job tagでは、運用・管理(IT)の有効求人倍率は2.2倍です(令和7年度)。資格の取り方と求人の選び方は、インフラエンジニアの未経験からの転職で解説しています。

※出典:厚生労働省job tag「運用・管理(IT)」(2026年10月時点)

ITサポート・ヘルプデスク

ITサポート・ヘルプデスクは、接客や営業で培った対人の経験を活かせる仕事です。job tagでは、入職に特に学歴や資格は必要とされず、入職後に半年程度のOJTで研修を受けるとされています。

たとえば、テクバンのユーザーサポートの求人は、事務・接客・営業の経験を活かせると書き、3ヶ月の研修を設けていました。ヘルプデスクの経験は、インフラや社内SEへ移る際の実務経験にもなります。

※出典:厚生労働省job tag「ヘルプデスク(IT)」(有効求人倍率1.36倍、令和7年度。2026年10月時点)

30代未経験の転職でよくある失敗と対策

30代未経験の転職では、年齢の条件や年収の変化を確認しないまま応募し、選考や入社後に行き詰まる例が見られます。20代よりも、応募先を選ぶ段階の判断が結果を左右します。

ここでは、30代未経験の転職でよくある失敗と対策を紹介します。

よくある失敗

原因

対策

応募しても書類で通らない

年齢の上限や経験の条件がある求人に応募している

応募条件の年齢・経験の記載を確認し、上限のない求人を選ぶ

面接で「なぜ今エンジニアか」に答えられない

前職の経験とITの仕事がつながっていない

前職で困ったことと、ITで解決したいことを結びつけて話す

入社後に年収が下がり続ける

入社直後の年収と昇給の見通しを確認していない

初年度年収・昇給の条件・資格手当を求人ごとに比べる

開発以外の仕事が続き、焦る

入社直後の業務と、その後の流れを確認していない

求人票の「雇入れ直後」の業務と、開発に移るまでの期間を面接で聞く

※AI HACKキャリア編集部の整理

応募書類では、前職の成果を数字で書くと、30代の社会人経験を強みとして伝えられます。職務経歴書の書き方は、エンジニアの職務経歴書の書き方で紹介しています。

\ 職種・経験・年代から、自分に合う転職エージェントを探せます /

AI・IT転職に強いサービスを比較する

30代未経験からエンジニアになる進め方【4STEP】

30代未経験からエンジニアを目指す際は、ルートを決めてから学習と応募を並行させると、在職中でも効率よく進められます。30代は家計や家族の事情もあるため、退職してから動くより在職中に準備するのが現実的です。

ここでは、30代未経験からエンジニアになる進め方を4つのステップで紹介します。

  1. 前職の経験を棚卸しし、4つのルートから目指す仕事を1つ決める
  2. 目指す仕事に合わせて学習を始め、資格や成果物で示す
  3. 年齢の上限がない求人を中心に、入社直後の業務と年収を比べる
  4. 30代に対応する転職エージェントに相談し、在職中に応募する

資格を学習の目標にする方法はIT転職に有利な資格、開発職の学び方はWebエンジニアに未経験から転職するにはで解説しています。

あわせて読みたい
IT未経験から転職するには?20代・30代別の成功ルートと手順

30代未経験のエンジニア転職での転職エージェントの使い方

30代未経験の方は、IT・未経験の支援に強い転職エージェントを使うと、年齢の条件に合う求人を効率よく探せます。求人票だけでは分からない、30代の入社実績や配属の実態を確認できるためです。

ここでは、30代未経験の方が転職エージェントに確認したいことを紹介します。

30代未経験の方が転職エージェントに確認したいことは、以下のとおりです。

  • 30代で未経験から入社した方の実績があるか
  • 前職の経験を評価してくれる求人があるか
  • 入社直後の年収と、昇給の見通し
  • 契約社員の期間や試用期間の条件

上記を比べながら2〜3社を併用すると、紹介される求人の偏りを防げます。未経験に対応するサービスはIT未経験向けの転職エージェントの比較、40代以降の転職は40代エンジニアの転職で解説しています。

30代未経験のエンジニア転職に関するよくある質問

30代未経験のエンジニア転職については、年齢の限界と35歳以降の可能性についての質問が多く寄せられます。

ここでは、よくある5つの質問に答えます。

30代未経験でエンジニアは無理ですか?

30代未経験でエンジニアになることは無理ではありません。編集部が確認した未経験可のエンジニア求人54件のうち、44件は年齢の上限を書いていませんでした。前職の経験を活かせる職種を選ぶと、評価されやすくなります。

未経験エンジニアは何歳までが限界ですか?

法律上の年齢の限界はありません。ただし、未経験者を長期的に育てる募集では、35歳未満を基本の目安として年齢の上限を設けることが例外として認められています。30代後半以降は、IT関連の経験を少しでも積むと応募できる求人が広がります。

ITエンジニアの35歳限界説とは?

35歳限界説は、エンジニアへの転職は35歳を過ぎると難しいという俗説で、公的な定義はありません。未経験者の募集で35歳未満を上限にする例外が法令上認められていることが、背景の1つと考えられます。

エンジニアとして35歳でも転職できますか?

35歳でもエンジニアへの転職は可能です。ただし、35〜39歳の転職入職率は男性7.8%・女性9.3%で、30〜34歳より低くなっています(厚生労働省、令和7年)。年齢の上限がない求人と、前職の経験を活かせる職種に絞って応募しましょう。

30代未経験でIT転職するなら、資格は必要ですか?

資格は必須ではありませんが、30代未経験の方が学習の成果を示す材料になります。インフラならCCNAやLinuC、全般の基礎なら基本情報技術者試験を目標にする方法があります。資格の選び方は、IT転職に有利な資格の記事で解説しています。

まとめ

30代未経験でエンジニアを目指す際の要点は、以下のとおりです。

  • 未経験可のエンジニア求人54件のうち、年齢の上限がない求人は44件
  • 35歳限界説に法的な根拠はないが、若年者の育成を理由に35歳未満を目安とした上限は例外として認められている
  • 30〜34歳の転職入職率は男性11.4%・女性13.1%で、35〜39歳は男性7.8%・女性9.3%
  • 社内SE・業界知識×IT・インフラ・ITサポートの4つのルートで前職の経験を活かす
  • 契約社員の期間・入社直後の年収・最初の業務を求人ごとに確認する

30代の転職に強い相談先を探したい方は、30代におすすめの転職エージェントを比べて、2〜3社に相談しましょう。

\ 職種・経験・年代から、自分に合う転職エージェントを探せます /

AI・IT転職に強いサービスを比較する

RECOMMEND

この記事を読んだ方へおすすめ