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転職エージェントは使わない方がいい?向かない人の特徴と賢い使い方

/著者:AI HACK編集部キャリア
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転職エージェントは使わない方がいい?向かない人の特徴と賢い使い方

この記事の要約と結論

  • 応募先が決まっている方や自分のペースで進めたい方は、転職エージェントを使わなくても転職できます。

  • 転職エージェントは入社が決まると採用した企業が手数料を払う仕組みで、求職者は原則無料で使えます。

  • 転職エージェントを使うなら、得意な職種が違う2〜3社に登録し、紹介の理由を聞いて自分で応募先を決めます。

転職エージェントは、求人の紹介から面接の日程調整・年収の交渉までを無料で任せられるサービスです。一方で、求人の選び方や連絡の頻度が合わず、使わない方がよかったと感じる方もいます。

転職エージェントの仕組みと向き不向きを知っておくと、自分に合った転職活動の進め方を選べます。

本記事では、転職エージェントを使わない方がいい人の特徴、使った方がいい人の特徴、使わずに転職する方法をまとめています。さらに、転職エージェントの賢い使い方も紹介します。

転職エージェントを使わない方がいい人・使った方がいい人【早見表】

転職エージェントを使わない方がいいのは、応募先が決まっている方や、自分のペースで転職活動を進めたい方です。反対に、初めて転職する方や、未経験からAI・IT職を目指す方は、転職エージェントを使うと進めやすくなります。

ここでは、転職エージェントが向いている方・向いていない方を早見表で示したうえで、判断するときの考え方を解説します。

転職エージェントが向いている方と向いていない方は、以下のとおりです。

使わない方がいい人

使った方がいい人

応募したい企業がすでに決まっている方

初めて転職する方

同じ業界で転職を重ね、人脈がある方

自分の市場価値や年収の相場が分からない方

自分で求人を比べて、自分のペースで進めたい方

在職中で、日程調整や書類の準備に時間を取れない方

担当者とのやり取りを負担に感じる方

未経験・異職種からAI・IT職を目指す方

※編集部が各社の公式情報と転職エージェントの仕組みをもとに整理したものです

当てはまる項目が左右に分かれる方は、転職エージェントと転職求人サイトを併用すると、両方の利点を取り入れられます。

判断の分かれ目は「任せたい作業があるか」

転職エージェントを使うかどうかは、求人探し・書類の準備・日程調整・条件交渉のうち、任せたい作業があるかで決まります。転職エージェントの価値は、求人の数よりも、作業と判断の一部を担当者が引き受ける点にあるからです。

たとえば、応募先が1社に決まっていて書類の準備も自分でできる方なら、企業の採用ページから直接応募したほうが早く進みます。ただし、年収の交渉に自信がない場合は、交渉だけでも担当者に任せる価値があります。

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転職エージェントは使わない方がいいと言われる理由5つ

転職エージェントが「使わない方がいい」と言われる理由の多くは、サービスの仕組みから生まれています。仕組みを知らずに使うと、紹介される求人や連絡の頻度に違和感を覚えやすくなります。

ここでは、転職エージェントは使わない方がいいと言われる理由を5つ紹介します。

転職エージェントは使わない方がいいと言われる理由は、以下のとおりです。

  1. 応募できる求人が、転職エージェントの持つ求人に限られる
  2. 担当者によって、提案の質に差がある
  3. 連絡が多く、自分のペースで進めにくい
  4. 応募や決断を急かされる場面がある
  5. サポート期間に目安がある

応募できる求人が転職エージェントの持つ求人に限られる

転職エージェント経由で応募できるのは、転職エージェントが企業から依頼を受けている求人だけです。転職エージェントは、企業と結んだ契約にもとづいて求職者を紹介する仕組みだからです。

たとえば、AIエンジニアの求人を探していても、登録した転職エージェントがAI関連の企業とあまり取引していなければ、紹介される求人は限られます。ただし、得意な職種が違う転職エージェントを2〜3社使えば、求人の偏りを減らせます。

担当者によって提案の質に差がある

転職エージェントの提案の質は、担当者の経験や専門分野によって変わります。同じ転職エージェントでも、担当者によって得意な業界・職種が異なるためです。

たとえば、キッカケクリエイションは2026年6月に、転職エージェントを使ったITエンジニア405名を調査しました。担当キャリアアドバイザーが「元ITエンジニアだった」という回答は60.5%です(出典:ITエンジニアの転職エージェント利用実態調査2026)。裏を返すと、ITの実務経験がない担当者に当たる場合もあります。

ただし、担当者が合わない場合は変更を依頼できます。変更の依頼の仕方は、後半の「賢い使い方」で紹介します。

※調査概要:調査主体は株式会社キッカケクリエイション。2026年6月10〜16日、過去3年以内に転職エージェントを使って転職活動をしたITエンジニア405名へのインターネット調査

連絡が多く、自分のペースで進めにくい

転職エージェントを使うと、求人の紹介や選考の連絡がメール・電話で頻繁に届きます。担当者は、企業との日程調整や選考結果をすぐに伝える必要があるからです。

マイナビ転職 AGENTの公式サイトも、自分のペースを守れず煩わしさを感じる方がいると説明しています。ただし、連絡の手段や頻度は、最初の面談で希望を伝えれば調整してもらえる場合があります。

応募や決断を急かされる場面がある

転職エージェントを使うと、応募や内定の承諾を早めに決めるよう求められる場面があります。転職エージェントは、紹介した方が入社して初めて、企業から手数料を受け取る仕組みだからです。

たとえば、内定の回答期限が近い場合に、担当者から承諾を勧められることがあります。ただし、回答期限は企業と交渉できる場合もあるため、迷っているときは期限の延長を担当者に相談しましょう。

サポート期間に目安がある

転職エージェントの中には、サポートを受けられる期間の目安を設けているサービスがあります。期間の目安は、サービスによって異なります。

主な転職エージェントのサポート期間は、以下のとおりです。

サービス名

サポート期間

リクルートエージェント

面談から転職先が決まるまで約3ヶ月が目安

マイナビ転職 AGENT

無期限・無制限

※2026年10月時点・各社公式サイトより

半年以上かけて転職先を探したい方は、登録する前にサポート期間の考え方を確認しておくと安心です。

転職エージェントが無料で使える仕組みと国のルール

転職エージェントが求職者にとって無料なのは、採用した企業が手数料を払う仕組みだからです。手数料の仕組みを知っておくと、「急かされる」「求人が偏る」と感じる理由を冷静に判断できます。

ここでは、転職エージェントの手数料の仕組みと、国が定めている転職エージェントのルール、実績を調べる方法を紹介します。

手数料は採用した企業が払う

転職エージェントの手数料は、求職者ではなく、採用した企業が払います。職業安定法第32条の3第2項は、有料職業紹介事業者が求職者から手数料を取ることを原則として禁じています。

リクルートエージェントの公式サイトも、紹介した方が入社した時点で、採用した企業から成功報酬を受け取る仕組みだと説明しています。手数料の規模は、厚生労働省の統計で確認できます。

項目

令和6年度の数値

民営の職業紹介事業の常用就職件数

約92万件(うち有料の職業紹介 888,993件)

民営の職業紹介事業の手数料収入

約9,835億円

常用就職1件あたりの手数料

約103万円

情報処理・通信技術者(ソフトウェア開発)の常用就職件数(有料)

39,780件

※厚生労働省「令和6年度職業紹介事業報告書の集計結果(速報)」(2026年3月31日公表)より。常用就職は、4ヶ月以上の期間を定めた雇用または期間の定めのない雇用

上記のとおり、転職エージェントの収入は入社が決まったときに発生します。転職エージェントの提案は、手数料の仕組みを踏まえたうえで、自分の希望に合うかを自分で判断しましょう。

国が定める転職エージェントのルール

転職エージェントを含む職業紹介事業者は、職業安定法にもとづく指針で、求職者を守るためのルールを課されています。転職を繰り返させて手数料を得ようとする行為が問題になったためです。

厚生労働省が示している主なルールは、以下のとおりです。

  • 紹介で就職した方(無期雇用に限る)に、就職した日から2年間は転職を勧めてはいけない
  • 「就職お祝い金」などの名目で、社会通念上相当な程度を超える金銭を渡して求職の申込みを勧めてはいけない
  • 求職者と求人企業の双方に、求職者から取る手数料と企業から取る手数料の両方を示す

※厚生労働省「職業紹介事業者の皆さまへ」より。指針の改正は2021年4月1日から

転職エージェントから不自然な金銭の提供や転職の勧誘を受けた場合は、都道府県労働局に相談できます。

人材サービス総合サイトで実績を確認する

転職エージェントの実績は、厚生労働省が運営する人材サービス総合サイトで調べられます。職業紹介事業者には、紹介の実績などを人材サービス総合サイトに載せる義務があるからです。

人材サービス総合サイトで確認できる主な情報は、以下のとおりです。

  • 紹介によって就職した人数
  • 紹介で無期雇用として就職した人数と、そのうち6ヶ月以内に離職した人数
  • 手数料表の内容
  • 返戻金制度(早期に離職した場合に手数料を返す制度)の有無

※厚生労働省「職業紹介事業者の皆さまへ」より

登録を迷っている転職エージェントがある場合は、会社名で事業所を検索し、就職者数と早期離職者数を見比べましょう。

転職エージェントを使わない方がいい人の特徴4つ

転職エージェントを使わない方がいいのは、転職エージェントに任せたい作業が少ない方です。任せる作業が少ないと、担当者とのやり取りの手間だけが増えてしまいます。

ここでは、転職エージェントを使わない方がいい人の特徴を4つ紹介します。

特徴

代わりの進め方

応募したい企業がすでに決まっている

企業の採用ページから直接応募する

同じ業界で転職を重ね、人脈がある

知人の紹介(リファラル)で応募する

自分で求人を比べて、自分のペースで進めたい

転職求人サイト・スカウトサービスを使う

担当者とのやり取りを負担に感じる

転職求人サイトで、応募と日程を自分で管理する

応募したい企業がすでに決まっている

応募したい企業が決まっている方は、転職エージェントを使わずに直接応募したほうが早く進む場合があります。企業の採用ページから応募すれば、転職エージェントとの面談や推薦の手順を省けるからです。

ただし、志望する企業の求人を転職エージェントが非公開で持っている場合もあります。直接応募する前に、志望企業の採用ページに希望の職種の募集が出ているかを確かめましょう。

同じ業界で転職を重ね、人脈がある

同じ業界で転職を重ねてきた方は、転職エージェントに頼らなくても求人の情報を集められます。業界の知人から、募集の状況や職場の雰囲気を直接聞けるからです。

たとえば、元同僚が働く企業に知人の紹介で応募すれば、書類選考を省いて面談から始まる場合もあります。ただし、年収の交渉は自分でする必要があるため、相場を事前に調べておきましょう。

自分で求人を比べて、自分のペースで進めたい

自分で求人を比べたい方は、転職求人サイトを使ったほうが満足しやすくなります。転職求人サイトなら、条件で求人を絞り込み、好きなときに応募できるからです。

たとえば、AI・ITエンジニア向けの転職求人サイトは、AI・IT向けの転職求人サイトの比較で探せます。ただし、書類の添削や面接対策は自分で準備する必要があります。

担当者とのやり取りを負担に感じる

担当者とのメールや電話を負担に感じる方は、転職エージェントを使うとストレスが増える場合があります。転職エージェントでは、応募・日程・選考結果の連絡が担当者を通して届くからです。

ただし、連絡の手段や時間帯の希望を最初に伝えれば、やり取りの負担を減らせる場合があります。たとえば、「平日の連絡はメールのみ」と伝えておく方法があります。

転職エージェントを使った方がいい人の特徴4つ

転職エージェントを使った方がいいのは、転職活動で分からないことが多い方や、時間が足りない方です。担当者に任せられる作業が多いほど、転職エージェントを使う効果が大きくなります。

ここでは、転職エージェントを使った方がいい人の特徴を4つ紹介します。

特徴

転職エージェントに任せられること

初めて転職する

転職活動の流れ・書類の書き方・面接対策

自分の市場価値が分からない

経歴に合う求人と年収の目安の提示

在職中で時間が取れない

企業との日程調整・条件の交渉

未経験・異職種からAI・IT職を目指す

未経験から応募できる求人の紹介と、経歴の伝え方の相談

初めて転職する

初めて転職する方は、転職エージェントを使うと活動の流れをつかみやすくなります。職務経歴書の書き方や、退職の時期の決め方まで相談できるからです。

たとえば、職務経歴書を担当者に添削してもらうと、企業に伝わりやすい実績の書き方が分かります。ただし、担当者の意見は1つの参考として受け止め、最終的な判断は自分でしましょう。

自分の市場価値が分からない

自分の市場価値が分からない方は、転職エージェントの面談で、経歴に合う求人と年収の目安を知れます。担当者は、似た経歴の方がどのような求人に応募しているかを把握しているからです。

たとえば、職務経歴を伝えたうえで「今の経歴で応募できる年収の幅」を担当者に聞くと、求人票だけでは分からない目安を得られます。ただし、提示された年収は目安のため、複数の担当者の意見を比べると判断しやすくなります。

在職中で時間が取れない

在職中で転職活動の時間が取れない方は、日程調整や条件交渉を転職エージェントに任せられます。複数の企業の選考を同時に進めると、面接の日程調整だけでも手間がかかるからです。

たとえば、3社の選考を並行して進める場合、面接の候補日のやり取りを担当者がまとめて引き受けます。ただし、企業への返事の期限は担当者と共有し、期限の管理は自分でもしておきましょう。

未経験・異職種からAI・IT職を目指す

未経験や異職種からAI・IT職を目指す方は、未経験者の支援に対応する転職エージェントを使うと応募先を見つけやすくなります。未経験から応募できる求人は、求人票だけでは見分けにくいからです。

AI HACKキャリアに掲載中の転職エージェント23社のうち、未経験からの転職に対応するのは7社です。AIエンジニアと未経験の両方に対応するのは、1社でした(AI HACKキャリアの掲載データでの分類(2026年10月時点)。対応職種・経験レベルの分類は掲載データ上のもので、各社の公式サイトで個別に確認したものではありません)。

上記のとおり、未経験からAIエンジニアを目指せる転職エージェントは限られます。未経験に対応する転職エージェントは、未経験からのAI・IT転職に強い転職エージェントで比較できます。

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転職エージェントを使わないで転職する方法5つ

転職エージェントを使わなくても、転職先を探す方法は複数あります。方法によって、求人の数・応募の手間・条件交渉の有無が異なります。

ここでは、転職エージェントを使わないで転職する方法を5つ、向いている方と注意点とあわせて紹介します。

方法

向いている方

注意点

転職求人サイト

多くの求人を自分で比べたい方

書類の準備と日程調整を自分でする

スカウトサービス

自分の市場価値を知りたい方

経歴を詳しく書かないとスカウトが届きにくい

企業の採用ページから直接応募

応募したい企業が決まっている方

年収の交渉を自分でする

知人の紹介(リファラル)

業界に人脈がある方

辞退するときに知人との関係に配慮が必要

ハローワーク

地元の企業で働きたい方

AI・IT職の求人は地域によって少ない

※編集部が各方法の一般的な特徴を整理したものです

転職求人サイト・スカウトサービスを使う

転職エージェントを使わない場合の中心になるのが、転職求人サイトとスカウトサービスです。転職求人サイトでは自分で求人を探して応募し、スカウトサービスでは経歴を登録して企業からの連絡を待ちます。

たとえば、経歴を登録したスカウトサービスで企業から届いた連絡の数を見ると、自分の経歴への需要を測れます。ただし、スカウトの中には条件が合わないものも含まれるため、職種と年収を確かめてから返信しましょう。

企業の採用ページから直接応募する

応募先が決まっている方は、企業の採用ページから直接応募する方法が最も手順が少なくなります。企業と直接やり取りするため、職場の雰囲気や選考の進め方を自分の目で確かめられるからです。

ただし、年収や入社日の交渉は自分でする必要があります。交渉の前に、同じ職種の求人の年収を複数調べておきましょう。

知人の紹介・ハローワークを使う

知人の紹介(リファラル)は、業界に人脈がある方に向いている方法です。知人から職場の実態を聞いたうえで応募できるため、入社後のずれを減らせます。

ハローワークは、地元の企業の求人を探したい方に向いています。ただし、AI・IT職の求人の数は地域によって差があるため、転職求人サイトと併用すると探しやすくなります。

転職エージェントを使わない場合に自分で準備すること

転職エージェントを使わない場合は、担当者が引き受けていた作業を自分で準備する必要があります。準備が足りないと、書類選考の通過や年収の交渉で不利になりやすいからです。

転職エージェントを使わない場合に自分で準備することは、以下のとおりです。

準備すること

具体的なやり方

職務経歴書

応募する職種に合わせて、実績を数字で書く(例:処理時間を30%短縮)

年収の相場

同じ職種・経験年数の求人を5件以上集め、提示年収の幅を確かめる

応募先と日程の管理

応募日・選考の段階・次の予定を1つの表にまとめる

面接の準備

志望動機と転職理由を、1分で話せる長さにまとめる

退職の交渉

就業規則で退職の申し出の期限を確かめ、引き継ぎの計画を立てる

準備の負担が大きいと感じた場合は、書類の添削や面接対策だけでも転職エージェントに相談すると、作業を分担できます。

転職エージェントと転職求人サイトを併用する

転職エージェントを使うか迷う方は、転職エージェントと転職求人サイトを併用する方法もあります。転職求人サイトで求人の全体像をつかみ、転職エージェントで書類や交渉の支援を受けると、両方の利点を使えるからです。

転職エージェントと転職求人サイトの役割分担は、以下のとおりです。

作業

転職エージェント

転職求人サイト

求人を探す

担当者が経歴に合う求人を提案する

自分で条件を指定して探す

応募書類

担当者が添削する

自分で準備する

面接の日程調整

担当者が企業と調整する

自分で企業と調整する

年収・入社日の交渉

担当者が代わりに交渉する

自分で交渉する

たとえば、AIエンジニアの求人を探す場合は、AIエンジニアの転職エージェント・求人サイトで、転職エージェントと転職求人サイトの両方を比べられます。ただし、同じ求人に両方から応募すると企業が混乱するため、応募先は1つの経路にそろえましょう。

転職エージェントの賢い使い方6つ

転職エージェントは、使い方を工夫すると「使わない方がいい」と言われる理由の多くを避けられます。求人の偏りや担当者との相性は、登録する数と最初の伝え方で変えられるからです。

ここでは、転職エージェントの賢い使い方を6つ紹介します。

  1. 得意な職種が違う転職エージェントに2〜3社登録する
  2. 最初の面談で、希望条件と優先順位を伝える
  3. 紹介された求人は、紹介の理由を聞く
  4. 応募するかどうかは自分で決める
  5. 合わない担当者は、変更を依頼する
  6. 断るときは、早めに伝える

得意な職種が違う転職エージェントに2〜3社登録する

転職エージェントは、得意な職種が違うサービスを2〜3社組み合わせて使うと、求人の偏りを減らせます。1社の転職エージェントで、希望の職種をすべてカバーできるとは限らないからです。

たとえば、AI HACKキャリアに掲載中の転職エージェント23社は、1社あたり2〜4職種に対応しています。掲載データの9職種すべてに対応する転職エージェントは、ありませんでした(AI HACKキャリアの掲載データでの分類(2026年10月時点)。対応職種・経験レベルの分類は掲載データ上のもので、各社の公式サイトで個別に確認したものではありません)。

ただし、登録する数が多すぎると連絡の管理が難しくなります。何社に登録するのがよいかは、関連記事で詳しく紹介しています。

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転職エージェントは複数登録すべき?何社がベストか・組み合わせ方

最初の面談で、希望条件と優先順位を伝える

最初の面談では、希望条件に加えて、条件の優先順位を伝えましょう。優先順位が分かれば、担当者は条件を一部満たさない求人でも、紹介する価値があるかを判断できるからです。

最初の面談で伝えたいことは、以下のとおりです。

  • 希望する職種と、使いたい技術(例:Pythonを使った機械学習の開発)
  • 年収・勤務地・リモートの可否のうち、最も譲れない条件
  • 転職したい時期と、今の選考の状況
  • 連絡の手段と、連絡してよい時間帯

上記の4点を伝えておくと、希望と合わない求人の紹介や、勤務中の電話を減らせます。

紹介された求人は、紹介の理由を聞く

紹介された求人に納得できないときは、なぜ自分に紹介したのかを担当者に聞きましょう。紹介の理由を聞くと、担当者が自分の経歴のどこを評価しているかが分かるからです。

たとえば、Webエンジニアの方がデータ基盤の求人を紹介された場合、データベースの設計経験が評価された可能性があります。ただし、理由を聞いても希望と合わない場合は、遠慮せずに断って問題ありません。

応募するかどうかは自分で決める

転職エージェントから勧められた求人でも、応募するかどうかは自分で決めます。職業安定法第2条は、何人も職業を自由に選択できると定めています。

たとえば、応募を勧められたときは、求人票の業務内容・年収・勤務地を希望条件と照らし合わせてから返事をします。ただし、検討に時間がかかる場合は、返事の期限を担当者に伝えておきましょう。

合わない担当者は、変更を依頼する

担当者と合わないと感じたら、転職エージェントの問い合わせ窓口に担当者の変更を依頼できます。担当者によって得意な業界や職種が異なるため、担当者を変えると提案が変わる場合があるからです。

たとえば、「AI・機械学習の職種に詳しい方に相談したい」のように、相談したい内容として依頼すると伝えやすくなります。ただし、変更しても改善しない場合は、別の転職エージェントを使うことも検討しましょう。

断るときは、早めに伝える

紹介された求人や選考を断るときは、決めた日のうちに担当者へ伝えます。返事が遅れると、担当者が企業への推薦や日程調整を進めてしまうからです。

断り方の型と例文は、関連記事にまとめています。

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転職エージェントの断り方|電話・メールの例文12選【場面別】

転職エージェントを使わない方がいいかに関するよくある質問

転職エージェントを使うか迷っている方からは、費用や登録後の扱いなど、仕組みに関する質問が多く寄せられます。

ここでは、転職エージェントを使わない方がいいかについてよくある5つの質問に答えます。

転職エージェントを使わなくても転職できますか?

転職エージェントを使わなくても転職できます。転職求人サイト・スカウトサービス・企業への直接応募・知人の紹介などの方法があります。応募したい企業が決まっている方や、自分のペースで進めたい方は、転職エージェントを使わない方法が向いています。

転職エージェントに登録だけして、使わなくても問題ありませんか?

転職エージェントに登録だけしても、求職者に費用はかかりません。職業安定法により、求職者は原則として手数料を取られないためです。使う予定がなくなった場合は、サービスの停止か退会を伝えましょう。

転職エージェントは本当に無料ですか?

転職エージェントは、求職者は原則として無料で使えます。職業安定法第32条の3第2項が、有料職業紹介事業者が求職者から手数料を取ることを原則として禁じているためです。手数料は、採用した企業が払います。

転職エージェントがしつこいと感じたら、どうすればいいですか?

転職エージェントの連絡がしつこいと感じたら、希望の連絡手段と頻度をメールで伝えましょう。改善しない場合は、担当者の変更か、サービスの停止を問い合わせ窓口に依頼できます。

未経験でも転職エージェントは使えますか?

未経験でも、未経験者の支援に対応する転職エージェントなら使えます。AI HACKキャリアに掲載中の転職エージェント23社のうち、未経験からの転職に対応するのは7社です(掲載データでの分類、2026年10月時点)。

まとめ

転職エージェントを使うかどうかの要点は、以下のとおりです。

  • 応募先が決まっている方や、自分のペースで進めたい方は、転職エージェントを使わなくても転職できる
  • 転職エージェントは、入社が決まると採用した企業が手数料を払う仕組みで、求職者は原則無料
  • 初めての転職や、未経験からAI・IT職を目指す場合は、転職エージェントを使うと進めやすい
  • 使うなら、得意な職種が違う2〜3社に登録し、紹介の理由を聞きながら自分で判断する

転職エージェントを使うと決めた方は、AI・IT転職に強い転職エージェントの比較で、対応職種と経験レベルが合うサービスを選びましょう。

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