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将来性のある仕事14選|人手不足とAIで需要が伸びる職業【2026年】

/著者:AI HACK編集部キャリア
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将来性のある仕事14選|人手不足とAIで需要が伸びる職業【2026年】

この記事の要約と結論

  • 将来性のある仕事は、「需要が伸びる」「人が足りない」「AIに代わられにくい、またはAIを使う側」の3つの条件で選べます。

  • 経済産業省の推計では、2040年に事務職が約440万人余る一方、AI・ロボットの利活用を担う人材は約340万人、現場人材は約260万人不足する見込みです。

  • 将来性が高いのは、AIエンジニア・データサイエンティストなどのAI・IT職と、施工管理・電気工事士・ドライバーなどのブルーカラーの職種です。

将来性のある仕事は、AIやデジタル化で伸びる職種から、人手不足が続く現場の職種まで幅広く存在します。

需要の見通しを公的なデータで確認すると、10年後・20年後も求められる仕事を根拠を持って選べます。

本記事では、経済産業省・世界経済フォーラム・厚生労働省の3つのデータから選んだ将来性のある仕事14選をまとめています。さらに、AI・IT職とブルーカラーの職種の選び方と、未経験から転職する手順も紹介します。

将来性のある仕事14選【公的データで選定】

将来性のある仕事は、AIを作り・使うAI・IT職と、人手不足が続く建設・電気・物流などの現場の職種に集まっています。3つの公的データのうち2つ以上で需要の伸びが確認できた職種を選びました。

ここでは、将来性のある仕事14選の早見表と、選定の方法を紹介します。

将来性のある仕事14選と、需要の根拠は以下のとおりです。

分野

職種

①2040年に不足

②世界で伸びる

③求人倍率

年収(推計)

AI・IT

AIエンジニア

○

○

1.33倍

578.5万〜889.0万円

AI・IT

データサイエンティスト・データアナリスト

○

○

1.33倍

578.5万〜889.0万円

AI・IT

セキュリティエンジニア

○

○

1.33倍

609.8万円

AI・IT

ソフトウェア・Webエンジニア

○

○

1.33倍

578.5万円

AI・IT

ITコンサル・プロジェクトマネージャー

○

○

1.33倍

889.0万円

ブルーカラー

施工管理

○

-

5.71倍

625.0万〜679.1万円

ブルーカラー

建設の技能職(大工・とび・型枠など)

○

○

8.25倍

-

ブルーカラー

電気工事士

○

-

3.23倍

628.1万円

ブルーカラー

自動車整備士

○

-

3.87倍

503.8万円

ブルーカラー

製造・設備保全

○

-

1.60倍

571.2万円

ブルーカラー

トラック・配送ドライバー

-

○

2.54倍

448.6万〜507.2万円

医療・福祉など

看護師

○

○

2.00倍

524.7万円

医療・福祉など

介護職

○

○

3.89倍

388.0万円

医療・福祉など

農業

○

○

-

-

※①経済産業省「2040年の就業構造推計(改訂版)」(2026年3月)で2040年に不足する区分(AI・ロボット等の利活用を担う人材・専門職・現場人材)に含まれる職種。②World Economic Forum「Future of Jobs Report 2025」の2025〜2030年の伸び率または増加数の上位15職種に入る職種。③厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年8月分)」参考統計表6の該当する職業の有効求人倍率(2026年8月、職業計は1.06倍)。年収は令和7年賃金構造基本統計調査の該当する職種区分から編集部が計算(きまって支給する現金給与額×12+年間賞与)。「-」は該当なし・区分なし

上記のとおり、AI・IT職は世界的な伸びと国内の不足の両方で根拠があり、ブルーカラーの職種は求人倍率の高さが際立ちます。以下では、データの中身と各職種を具体的に解説します。

選定の方法と3つのデータ

本記事では、3つの公的データのうち2つ以上で需要の伸びが確認できた職種を将来性のある仕事として選びました。1つのデータだけでは、地域や前提条件の違いで見通しが偏るためです。

たとえば、世界経済フォーラムの調査は世界全体の見通しで、日本の人手不足をそのまま表すわけではありません。経済産業省の推計で日本の事情を、求人倍率で足元の採用の状況を確認しています。

選定に使った3つのデータは、以下のとおりです。

データ

対象・時点

分かること

経済産業省「2040年の就業構造推計(改訂版)」(2026年3月)

日本・2040年の推計

職種ごとに人が余るか足りないか

World Economic Forum「Future of Jobs Report 2025」

世界55の国・地域・2025〜2030年の予測

伸び率・増加数が大きい職種

厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年8月分)」参考統計表6

日本・2026年8月

求職者1人あたりの求人の数

3つのデータは、いずれも将来を確約するものではありません。推計の前提が変われば数字も変わるため、毎年の更新を確認しましょう。

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将来性のある仕事の条件3つ

仕事の将来性は、社会の需要・人手の過不足・技術の影響の3つで決まります。1つの条件だけで選ぶと、需要はあっても人が余っている仕事を選んでしまうことがあります。

ここでは、将来性のある仕事に共通する3つの条件を紹介します。

将来性のある仕事の条件は、以下のとおりです。

  • 社会の需要が伸びている
  • 人が足りず、採用が続いている
  • AIに代わられにくい、またはAIを使う側である

社会の需要が伸びている

将来性のある仕事は、社会の変化で需要が増え続ける仕事です。需要が伸びる分野では、新しい求人が生まれ続けるためです。

たとえば、高齢化で医療・介護の需要が、デジタル化でIT・データの需要が伸びています。インフラの老朽化や脱炭素への対応で、建設・電気の工事も必要です。

人が足りず、採用が続いている

人手が足りない仕事は、未経験でも採用されやすく、賃金も上がりやすい仕事です。企業が人を確保するために、採用の条件を広げるためです。

たとえば、2026年8月の有効求人倍率は、建設躯体工事従事者が8.25倍、一般事務従事者が0.29倍です。同じ求職者1人でも、職種によって求人の数に約28倍の差があります。

AIに代わられにくい、またはAIを使う側である

将来性のある仕事は、AIに代わられにくい仕事か、AIを作り・使う側の仕事です。定型の作業はAIで効率化が進む一方、AIの導入や現場の作業は人が担うためです。

たとえば、経済産業省は、生成AIの導入がさらに進むと事務従事者の労働需要が大きく減る試算も示しています。一方、配線や配管などの現場作業は、ロボットでの置き換えが難しい仕事です。

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データで見る将来の仕事の需要【経産省・WEF・求人倍率】

将来の仕事の需要は、公的な推計と統計で確認できます。データを知っておくと、「将来性がある」という言葉の根拠を自分で判断できます。

ここでは、将来性のある仕事14選の根拠にした3つのデータを詳しく紹介します。

2040年は事務職が余り、AI人材と現場人材が足りない

経済産業省の推計では、2040年に事務職が約440万人余り、AI・ロボットの利活用を担う人材が約340万人、現場人材が約260万人不足します。就業者の総数は約6,700万人(2022年)から約6,300万人に減りますが、全体では大きな不足は生じず、職種の間で偏りが出る見込みです。

2040年の職種別の過不足は、以下のとおりです。

職種の区分

2040年の過不足

含まれる主な職種

AI・ロボット等の利活用を担う人材

約340万人の不足

機械技術者・その他の情報処理通信技術者など

専門職(AI人材を含む)

約180万人の不足

技術者・医療・教育などの専門職

現場人材

約260万人の不足

生産工程・建設・採掘・サービス職業など

うち生産工程従事者

約210万人の不足

製造・組立・整備など

事務職

約440万人の余剰

一般事務・会計事務など

※出典:経済産業省「2040年の就業構造推計(改訂版)」(2026年3月)。2040年に十分な国内投資や産業構造の転換が実現した場合の推計

上記のとおり、AIを使う側の職種と現場の職種の両方で人が足りなくなります。地方ほど現場人材の不足が大きいと推計されている点も特徴です。

世界で伸びる職種はテクノロジー職と現場の職種

世界経済フォーラムの2025年の調査では、伸び率の上位はビッグデータ・AI・ソフトウェア開発などのテクノロジー職です。一方、増える人数の上位には、農業・配送ドライバー・建設の技能職などの現場の職種が並びます。

伸び率と増加数の上位5職種は、以下のとおりです。

順位

伸び率が高い職種

増加数が大きい職種

1

ビッグデータの専門家

農業の従事者

2

フィンテックのエンジニア

配送ドライバー

3

AI・機械学習の専門家

ソフトウェア・アプリの開発者

4

ソフトウェア・アプリの開発者

建設の技能職(躯体・仕上げなど)

5

セキュリティ管理の専門家

店舗の販売員

※出典:World Economic Forum「Future of Jobs Report 2025」(2025年1月)Figure 2.2・Figure 2.4の掲載順。日本語訳は編集部

WEFは、2030年までに1億7,000万人分の仕事が生まれ、9,200万人分が失われると推計しています。差し引きで7,800万人分の増加で、仕事は「なくなる」より「入れ替わる」と見るのが正確です。

職業別の有効求人倍率

有効求人倍率は、求職者1人に対して求人がいくつあるかを示す数字です。1倍を超えると人手が足りず、未経験でも採用されやすい状態です。

主な職業の有効求人倍率は、以下のとおりです。

職業

有効求人倍率

建設躯体工事従事者

8.25倍

土木作業従事者

6.71倍

建築・土木・測量技術者

5.71倍

介護サービス職業従事者

3.89倍

機械整備・修理従事者

3.87倍

電気工事従事者

3.23倍

自動車運転従事者

2.54倍

保健師・助産師・看護師

2.00倍

生産工程従事者

1.60倍

情報処理・通信技術者

1.33倍

職業計

1.06倍

一般事務従事者

0.29倍

※出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年8月分)」参考統計表6(2026年8月、常用・パートを含む原数値。ハローワークの求人・求職に基づく)

上記のとおり、建設・整備・介護などの現場の職業ほど求人倍率が高くなっています。ただし、上記はハローワークを通じた求人・求職だけの統計で、民間の転職サービスの求人は含まない点に注意が必要です。

AIで需要が伸びるAI・IT職【5職種】

AI・IT職は、AIの導入が広がるほど需要が増える職種です。AIを作る人、AIを業務に組み込む人、AIを安全に使う仕組みを守る人が必要になるためです。

ここでは、将来性のあるAI・IT職を5つ紹介します。

将来性のあるAI・IT職の仕事内容と、未経験からの入口を比較します。

職種

主な仕事

未経験からの入口

AIエンジニア

AIモデルの開発・AIを使ったシステムの実装

Webエンジニア・データ職を経て移る

データサイエンティスト

データ分析・機械学習で課題を解く

データアナリストから入る

セキュリティエンジニア

システムを攻撃から守る仕組みの設計・運用

インフラ・運用の仕事から入る

Webエンジニア

Webサービス・アプリの開発

学習とポートフォリオで未経験可の求人へ

ITコンサル

企業のIT・AI導入の計画と推進

業界経験×ITの知識で入る

上記の職種は、WEFの伸び率の上位に入る分野と重なります。今の経験とつながる職種を選ぶと、転職での評価が上がります。

AIエンジニア・データサイエンティスト

AIエンジニアとデータサイエンティストは、AIそのものを作り、データから価値を生む職種です。WEFの調査で、ビッグデータの専門家は伸び率1位、AI・機械学習の専門家は3位でした。

たとえば、AIエンジニアは生成AIを使った社内システムの開発、データサイエンティストは売上や需要の予測などを担当します。

ただし、どちらもプログラミングと統計の知識が前提です。未経験の方は、データアナリストやWebエンジニアから段階的に目指すのが現実的です。

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セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、AIの普及でサイバー攻撃が高度になるほど必要とされる職種です。WEFの調査でも、セキュリティ管理の専門家は伸び率5位でした。

たとえば、社内のネットワークやクラウドの設定を点検し、攻撃を受けたときの対応手順を整えます。インフラの運用経験から目指す方が多い職種です。

Webエンジニア・ITコンサル

Webエンジニアは、ソフトウェア開発者として世界で伸び率4位・増加数3位に入る職種です。ITコンサルは、企業のAI・IT導入を計画する役割で、統計上の年収は889.0万円と高水準です。

ただし、AIでコードを書く作業は効率化が進んでいます。設計・要件の整理・顧客との調整など、AIを使って成果を出す役割を目指しましょう。

人手不足で需要が続くブルーカラーの職種【6職種】

ブルーカラーの職種は、人手不足が続き、AIやロボットに置き換えにくい仕事が多い分野です。建物・電気・車・物流は、社会を支えるために欠かせないためです。

ここでは、将来性のあるブルーカラーの職種を6つ紹介します。

将来性のあるブルーカラーの職種と、必要な資格を比較します。

職種

有効求人倍率

主な資格

求人を探す

施工管理

5.71倍

施工管理技士(2級・1級)

施工管理・建設

建設の技能職

8.25倍

技能講習・技能検定など

施工管理・建設

電気工事士

3.23倍

第二種・第一種電気工事士

電気工事士・設備

自動車整備士

3.87倍(機械整備・修理)

自動車整備士(3級・2級)

自動車整備士

製造・設備保全

1.60倍(生産工程)

技能検定・電気系の資格など

製造・工場

ドライバー

2.54倍

中型・大型自動車免許など

ドライバー・物流

※出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年8月分)」参考統計表6(2026年8月)

上記のとおり、ブルーカラーの職種はどれも職業計(1.06倍)を上回る求人倍率です。資格を取るほど任される仕事が広がり、年収も上がりやすくなります。

施工管理・建設の技能職

施工管理と建設の技能職は、有効求人倍率が5〜8倍と、特に人手が足りない職種です。インフラの更新や災害への備えで、建設の仕事は今後も続きます。

施工管理は工程・品質・安全を管理する仕事で、統計上の年収は建築技術者で679.1万円です。建設業は2024年4月から時間外労働の上限規制が適用され、働き方の見直しが進んでいます。

電気工事士

電気工事士は、資格がないとできない工事がある国家資格の職種です。住宅やビルの配線に加え、太陽光発電やEVの充電設備などの工事も電気工事士の仕事です。

統計上の年収は628.1万円で、全職種平均の545.6万円を上回ります。第二種電気工事士から始め、経験を積んで第一種を目指すのが一般的なルートです。

自動車整備士・製造・設備保全

自動車整備士と製造・設備保全は、機械を動かし続けるために欠かせない職種です。経済産業省の推計では、生産工程従事者は2040年に約210万人不足します。

たとえば、自動車整備士は電気自動車や自動ブレーキなどの新しい技術に対応した整備も担います。設備保全は、工場の自動化が進むほど機械を保守する人が必要になる仕事です。

トラック・配送ドライバー

ドライバーは、WEFの調査で配送ドライバーが増加数2位・伸び率9位に入った職種です。世界全体で、荷物を届ける仕事の担い手が増えると予測されています。

ただし、自動車運転の業務は2024年4月から時間外労働が年960時間までに制限されました。労働時間と収入の関係は、求人票で確認しましょう。

ブルーカラーの職種の求人は、ブルーカラーの求人サイトの比較でまとめて探せます。

医療・福祉など、そのほかの将来性のある仕事

医療・福祉や農業も、高齢化と人手不足で需要が続く分野です。WEFの調査でも、看護師は増加数8位、農業の従事者は増加数1位に入りました。

医療・福祉など、そのほかの将来性のある仕事は以下のとおりです。

職種

将来性の根拠

注意点

看護師

有効求人倍率2.00倍・WEFの増加数8位

国家資格で、養成課程(3年以上)が必要

介護職

有効求人倍率3.89倍・2040年に現場人材が不足

統計上の年収は388.0万円で、全職種平均より低い

農業

2040年に農林水産業の現場人材が約110万人不足・WEFの増加数1位

地域や作物で働き方と収入が大きく異なる

※出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年8月分)」参考統計表6、経済産業省「2040年の就業構造推計(改訂版)」(2026年3月)、World Economic Forum「Future of Jobs Report 2025」、令和7年賃金構造基本統計調査

上記のとおり、医療・福祉は需要が確実な一方、資格の取得や年収の水準に注意が必要です。将来性と年収の両方を比べて選びましょう。

将来性が低いと言われる仕事の特徴

将来性が低いと言われる仕事は、決まった手順をくり返す事務・窓口の仕事です。AIやデジタル化で、同じ作業を少ない人数でこなせるようになるためです。

将来性が低いと言われる仕事の特徴は、以下のとおりです。

特徴

データ

人が余ると推計されている

事務職は2040年に約440万人の余剰(経済産業省)

求人より求職者が多い

一般事務従事者の有効求人倍率は0.29倍(2026年8月)

世界で減ると予測されている

郵便事務員・銀行の窓口係・データ入力係が減少率の上位(WEF)

ただし、事務職がすぐになくなるわけではありません。AIを使って業務を改善できる方は、データ分析やDX推進などの将来性のある職種に移りやすくなります。

AIでなくなる仕事と、AIに奪われない仕事のランキングは、AIでなくなる仕事・なくならない仕事ランキングで詳しく解説しています。

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将来性のある仕事の選び方【AI・IT職かブルーカラーか】

将来性のある仕事は、AI・IT職とブルーカラーの職種のどちらを選ぶかで、準備も働き方も変わります。どちらも将来性はあるため、続けやすさで選ぶことが重要です。

ここでは、2つの分野の違いと、自分に合う職種の選び方を紹介します。

比べる点

AI・IT職

ブルーカラーの職種

仕事の進め方

PCで設計・開発・分析する

現場で体と技能を使って形にする

準備

プログラミング・データの学習

電気工事士・運転免許などの資格

未経験の入りやすさ

学習の実績が求められる

求人倍率が高く、資格取得の支援がある求人も多い

働く場所

オフィス・リモート

建設現場・工場・道路など

上記の違いを踏まえ、以下の3つの視点で職種を選びましょう。

得意なことと働き方で選ぶ

職種は、得意なことと続けたい働き方で選ぶのが近道です。将来性があっても、合わない仕事は長く続かないためです。

たとえば、PCで考える作業が好きな方はAI・IT職、体を動かして成果が目に見える仕事が好きな方はブルーカラーの職種が向いています。

今の経験とつながる職種を選ぶ

今の経験とつながる職種を選ぶと、未経験の分野でも評価されやすくなります。企業は、前職で身につけた力を新しい仕事でどう活かせるかを見るためです。

たとえば、事務職の方はデータ分析やDX推進、営業職の方はITコンサルや施工管理、製造職の方は設備保全への移行が考えられます。

求人票で未経験可の条件を確かめる

職種を決めたら、求人票で未経験可の条件と必須の資格を確かめます。同じ職種でも、求人によって求める経験が違うためです。

ただし、未経験可の求人でも、入社後の資格取得を条件にしている場合があります。資格取得の支援や費用の補助があるかも確認しましょう。

将来性のある仕事で求められるスキル3つ

将来性のある仕事では、職種を問わず共通して求められるスキルがあります。スキルを先に身につけておくと、職種を変えても評価が下がりにくくなります。

ここでは、将来性のある仕事で求められるスキルを3つ紹介します。

スキル

AI・IT職での例

ブルーカラーの職種での例

AI・デジタルを使う力

生成AIでコードや資料の下書きを作る

タブレットで図面・工程・点検記録を管理する

資格・技能

情報処理技術者試験・クラウドの資格

電気工事士・施工管理技士・整備士

人と調整する力

顧客の要件を整理し、チームで開発する

職人・発注者・近隣と工程や安全を調整する

上記の3つは、どれもAIだけでは代わりにくい力です。以下では、3つのスキルを具体的に解説します。

AI・デジタルを使う力

AI・デジタルを使う力は、AI・IT職だけでなく、ブルーカラーの職種でも求められるスキルです。経済産業省の推計でも、AI・ロボットの利活用を担う人材が最も不足する区分の1つです。

たとえば、建設現場では図面や工程表をタブレットで共有し、写真で施工の記録を残す現場もあります。日々の仕事で生成AIやデジタルの道具を使い、作業時間を減らした経験は転職でも伝えられます。

資格・技能

資格と技能は、仕事を任せられる範囲を客観的に示す材料です。特にブルーカラーの職種では、資格がないとできない業務が法律で決まっています。

ただし、資格は取得して終わりではなく、実務経験とセットで評価されます。将来性のある資格は、食いっぱぐれない資格20選|AIに代わられにくい国家資格と選び方で比較しています。

人と調整する力

人と調整する力は、AIが進んでも人が担い続ける仕事の中心です。利害の違う相手と合意をつくる作業は、正解が1つに決まらないためです。

たとえば、ITコンサルは経営層と現場の要望をまとめ、施工管理は職人・発注者・近隣住民との調整を担います。今の仕事で調整役を経験している方は、強みとして棚卸ししておきましょう。

将来性のある仕事に転職する方法【4STEP】

将来性のある仕事への転職は、職種を決めてから必要な準備を最小限で済ませると進めやすくなります。準備に時間をかけすぎると、転職のタイミングを逃すためです。

ここでは、未経験から将来性のある仕事に転職する方法を4つのSTEPで紹介します。

  1. AI・IT職かブルーカラーの職種かを決める
  2. 必要なスキル・資格を最小限で身につける
  3. 未経験可の求人に応募する
  4. 転職エージェントで求人と条件を確認する

【STEP1】AI・IT職かブルーカラーの職種かを決める

最初に、目指す分野を決めます。分野によって、学ぶことも取る資格も変わるためです。

迷う場合は、本記事の14選から興味のある職種を3つ選び、それぞれの求人票を読み比べましょう。

【STEP2】必要なスキル・資格を最小限で身につける

次に、求人票の必須要件を満たすスキルや資格を身につけます。すべてを独学で準備する必要はなく、応募に必要な最低限で十分です。

たとえば、厚生労働省の教育訓練給付を使うと、対象の講座の受講費用の一部(最大80%)が支給されます(ハローワーク「教育訓練給付金」)。手に職をつける方法は、手に職をつけるには?AI時代に強い仕事一覧と始め方で詳しく紹介しています。

【STEP3】未経験可の求人に応募する

準備ができたら、未経験可の求人に応募します。将来性のある職種は人手が足りないため、未経験者を育てる求人もあります。

ただし、未経験可の求人は条件の差が大きいため、研修や資格取得の支援の内容を比べて選びましょう。

【STEP4】転職エージェントで求人と条件を確認する

転職エージェントを使うと、未経験可の求人の紹介と、職場の実態の確認を任せられます。一人で探すより、条件に合う求人を見つけやすくなります。

AI・IT職は転職エージェントの比較、ブルーカラーの職種はブルーカラーの転職エージェントの比較で、自分に合うサービスを選べます。

将来性のある仕事に関するよくある質問

将来性のある仕事は何ですか?

将来性のある仕事は、AIエンジニア・データサイエンティストなどのAI・IT職と、施工管理・電気工事士・ドライバーなどのブルーカラーの職種です。経済産業省の推計では、2040年にAI・ロボットの利活用を担う人材が約340万人、現場人材が約260万人不足する見込みです。

将来性があり、未経験からでも目指せる仕事は?

未経験から目指しやすいのは、施工管理・電気工事士・ドライバーなどのブルーカラーの職種です。有効求人倍率が2.5〜8倍と高く、資格取得を支援する求人もあります。AI・IT職では、Webエンジニアやデータアナリストが未経験の入口になります。

文系でも将来性のある仕事に就けますか?

文系でも将来性のある仕事に就けます。ITコンサル・データアナリスト・施工管理は、理系の学位を必須としない求人もある職種です。ただし、経済産業省の推計では2040年に文系の大卒・院卒が約80万人余る見込みのため、ITやデータの知識を身につけると有利です。

女性におすすめの将来性のある仕事は?

将来性のある仕事は、性別に関係なく選べます。リモートで働きやすいAI・IT職のほか、建設業でも国土交通省が女性の活躍・定着を進める計画を立てています。働き方の希望と得意なことで選びましょう。

まとめ

将来性のある仕事の要点は、以下のとおりです。

  • 将来性は「需要の伸び」「人手不足」「AIの影響」の3つで判断する
  • 2040年は事務職が約440万人余り、AI人材が約340万人・現場人材が約260万人不足する見込み
  • 将来性が高いのは、AI・IT職と、施工管理・電気工事士・ドライバーなどのブルーカラーの職種
  • ブルーカラーの職種は求人倍率が高く、未経験から入りやすい

まずは、転職エージェントの比較かブルーカラーの転職エージェントの比較で、興味のある職種の求人を確認しましょう。

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