GDPRとは?
読み: ジーディーピーアール英語: General Data Protection Regulation
EU の一般データ保護規則。個人データの収集・処理・移転を厳しく規制し、生成AI利用にも適用される。
詳しい解説
GDPR (General Data Protection Regulation / 一般データ保護規則) は EU が 2018 年に施行した個人データ保護規則で、EU 域内に居住する個人のデータの収集・処理・保管・移転に対して厳しい義務を課します。
生成AIの文脈では、ユーザーがプロンプトに入力した個人情報・社内データの扱い、LLM 提供事業者によるログ保存・学習利用、EU 域外サーバーへのデータ転送、データ主体の権利 (削除権・アクセス権) 行使などが論点になります。
OpenAI など主要 AI プロバイダはエンタープライズ契約での「学習データ不使用」「データ所在地選択」「監査ログ提供」などのオプションを用意していますが、無料版/標準版での使用は機密情報入力に注意が必要です。
実務での使いどころ
生成AIに顧客情報を入力する場面で直接関わってきます。EU域内の個人データを扱う場合、AIサービスへの送信が第三国への移転に当たらないか、利用目的の範囲内かを確認する必要があります。
社内でAIツールを選定する際、提供元がどこにデータを保存し、学習に使うかどうかを確認するのは、この観点からです。
混同しやすい用語との違い
日本の個人情報保護法と目的は近いものの、適用範囲・同意の要件・違反時の制裁金の規模が異なります。日本法をクリアしていればGDPRも大丈夫、とは言えないため、EU域内の顧客がいる場合は個別の確認が必要です。
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